怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ブラックコーヒーのドム

  • 昨日行った「ガンダム広場」にはジョージアの自販機があり、缶コーヒーのガンダム「ご当地缶」がずらり。しかし、恐ろしい事にコーヒーの種類は選べても、缶は選べないと。まあ、要するに缶目当てのガチャみたいなもの。
  • なかなかに魅力的な絵柄があり、中でもハートを射貫かれたのは、黒い三連星ドムの描かれたブラックコーヒー缶。これは欲しい。でも、この缶が出る確率は1/20ほど?
  • 挑戦するだけ無駄だと素通りしかけたところ、息子がしきりとやれという。じゃあというので、130円ドブに捨てる覚悟で購入。
  • そして、一発で、ドムブラック缶が出た。ありがとう息子よ! パパ、宝ものにするよ。

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こいつ、動いた!

  • 横浜でガンダム! 来年三月までだし、感染が表面上落ち着いているように見えるように操作されているし、寒くなる前に行こうということで、息子と。
  • 実際、真正面下から見上げると、凄い迫力。動きだしたとき、七歳の息子は「怖い」と言って離れた場所に避難したくらい。
  • 想像以上の見事さでした。来年で終わってしまうのは、さみしいな。コロナなんて無ければ、いまごろ、押すな押すなの行列だったと思う。

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落語

三遊亭圓生 牡丹灯篭 栗橋宿

牡丹灯籠のカランコロンの少し先、野球で言うと7回表位の話であると言う。もともとすでに殺しをやっている悪徳夫婦の愛憎劇であるから、まぁ陰惨な最後になるのはお約束。そんな中でもクスリとした笑いがある所などはすごい。圓生師匠の端々にまで目の行き届いた語り口は、映像で見てこそ真価を発揮するのかもしれない。CDで聴いていた時は、なんだか心地良くなって眠ってしまうことがよくあった。

 

圓生百席(47)牡丹鐙籠3~栗橋宿/おみね殺し

圓生百席(47)牡丹鐙籠3~栗橋宿/おみね殺し

  • アーティスト:三遊亭圓生
  • ソニーミュージックエンタテインメント
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落語

柳亭小痴楽 岸柳島

気風の良さと勢いで実に気持ちよく聴くことができる。最初はかなり鼻水をすすっていたけれど。若侍の傲岸不遜なところと老齢の侍の腹づもりがとても明確。サゲの若侍のセリフが愛嬌たっぷりで、あの腹立たしいヤツがちょっとかわいらしく見えてくるあたりも小痴楽師ならでは。

落語

古今亭文菊 野ざらし

いつもは釣竿でかき回したところで、サゲになってしまうのだが、さすがは落語研究会。最後まで演じてくれた。文菊師匠のどこか幽霊を思わせるような風貌から、淡々としたそしてどこか色気のある言葉が、威勢よくポンポンと飛び出す。見事な芸だと思う。石川五右衛門がやってくる超絶的な上方版のインパクトは凄まじいが、勘違いした幇間が見境もなく駆け込んでくる終盤は実に愉快で、こちらの方が話の落ち着き具合としては、優れているように思う。