- 銀座ブロッサム中央会館で行われた柳家小三治独演会に行く。M田氏がチケットをとってくださったのだ。ありがとうございます。
- 前座の三三(さんざと読む)は「湯や番」。「時うどん」でなくて良かった。はっきり言って、花緑レベルの真打ちよりも安定感がある。
- 待ってましたの小三治師匠。日本で唯一、「ふぐのきも」を食べて良い県はどこでしょう?
- まずは「厄払い」。東京落語でこの噺を初めて聴いた。上方版は桂米朝師匠の全集にも入っており、私の好きな演目の一つ。上方版は主人公が「慌て者」であるのに対し、東京版は「与太郎」。そのバカっぷりの凄いこと。年末にふさわしい一本ということで、楽しませてもらいました。
- 続いては「死神」。滑稽噺と怪談噺が同居するという不思議な噺である。寿命蝋のくだりは皆さんご存じのようだが、あの「クルリ!」とやるあたりでは、本気で爆笑している人が多かった。案外、知られていないネタなのか。小三治師匠の死神は恐いっす。この噺はオチが数種類ある。演者の好みによってバージョン違いが生じる。小三治のバージョンは初めて聴きました。「あっ」と思ったときには、すべて終わっている。でも、冷静に考えるとかなり恐い。SF落語としてもっとも有名なものでしょう。
- 2時間、たっぷりと楽しませていただきました。幸せ。