怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

仕事

  • 川ミスの校正も終了。目の前からゲラが消えた。めでたい。
  • 「警官倶楽部」文庫の解説も来る。早いなぁ。内容は「大倉崇裕は気の狂ったオタクである」ということが書かれていて、とても素敵。一言一句に至るまで文句はございません。
  • PHPに山岳ミステリーのゲラをギリギリ送付。しかし、気づけば次の締め切りが二週間後……。
  • ミミズクミステリーは10枚まで。
  • ずいぶん前、ある所から「警察小説を書きませんか?」と言われた。警察小説なら、数年前に書いた長編が一本あると答えたら、すぐに見せろと言う。でもこれは、数年前、どこに持っていっても鼻もひっかけてもらえなかったような作品だと説明するが、それでもいいから見せろと言う。でも、警察組織もずいぶん変わって、何より、生活安全課がなくなっている。組織対策部のことはまだよく判らないし、銃器、薬物はともかく、暴対との関連がどうなっているのかも判らないから、取材をし直さないと責任持てないと説明するが、とにかく見せろと言う。でも、書き直してちゃんとしたものにしたいから、それまでは見せないと頑なに主張したら、やっとあきらめてくれた。今になって考えれば、さっと見せて、書き直して、本にしてしまえば良かったのか。