怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

介護とヒッポリトの日々

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  • 身内はまた九度の発熱。結局、めいっぱい病院で付きそうハメになる。急遽血液検査をするために医師がやってきたが、注射が痛いだのと身内はわめきまくるし、見事なまでの修羅場だった。何がゴールデンウイークだ。こっちは血抜きで三時間だよ。
  • アパートの廊下では気楽そうな三人組が楽しそうに歩いていた。むかついたので、壁を蹴っちまったよ。びっくりしただろうなぁ、三人組。ごめんよ。おじさん、疲れてるからさ。
  • 精神的に限界を超えているのは、自分でも判っている。でも、助けはこないし、自分の代わりもいない。それが介護というものだ。請求書は私が払うのだし、何かあったら私の携帯が鳴るし、誰かを殴れば犯罪者だ。
  • 息も絶え絶えの身内は、もはや何のために生きているのか判らない状態だが、ふと気づけば、私自身も何のために生きているのか判らない状態だ。何人かの人間を生かすために、自分を少しずつ殺している。
  • そんな中にやってきた、驚愕のヒッポリト星人。エース人形付き。文句なしの逸品。生命エネルギーを少しもらった。