怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

近藤へ 俺は大倉だ。金田じゃない!

  • 緊急告知。私の携帯に一日一度、電話をかけてきてくれる近藤さんへ。私は金田さんじゃないし、腰痛体操になんて行きませんから。
  • 「Glee」迷走中。留年という手だってあるわけでしょう? エイプリルみたいなことだってあるわけだし。ただ、スピンオフは見たかったなぁ。個人的には、シーズン3あたりでさっと最終回にして欲しかったところもある。シーズン7とかまでグズグズ続けられてもなあ。あ、主役はシュースターなんだから、彼が出ている限りは「Glee」なのか。

 

人気ミュージック海外ドラマ「glee/グリー」の主要キャストが次シーズンをもって降板するのかどうかについて、最近、さまざまな情報や憶測が飛び交ってきたが、クリエイターのライアン・マーフィーが一連の噂や報道について真相を明らかにした。

事の発端は「glee」クリエイターのライアン・マーフィーが受けた米Hollywood Reporterのインタビュー(7月13日付)。そこでライアンは、同番組の主要キャスト「リー・ミッシェル、クリス・コルファー、コーリー・モンテースの3人は、シーズン4には戻ってこない」と発言した。

このニュースはたちまち、米国はもちろん世界中をかけめぐり、ファンは驚きの声を上げた。また「glee」の出演者たちも、インタビューなどで、キャストの降板についてさまざまなコメントを発した。カート役のクリス・コルファーはインタビューで、自身の降板をツイッターで知ったと発言するなど、出演者たちにとっても、降板のニュースはサプライズであった様子であった。

ところが、7月24日、共同クリエイター兼エグゼクティブ・プロデューサーであるブラッド・ファルチャックが、「キャストの3人は卒業はするが降板する訳ではない」とライアンの情報と食い違う発言をし、ファンやメディアを当惑させていた。

「glee」クリエイターのライアン・マーフィーは、7月28日に公開された米Deadlineのインタビューで、一連の経緯について説明した。

ライアンは数週間前まで、「glee」のスピンオフ番組の構想を進めていたという。スピンオフについては、すでに3月頃にリー・ミシェル、クリス・コルファー、コーリー・モンテースらと話し合っていた。スピンオフでは、3人は、高校を卒業後、ニューヨークのジュリアード学院に進学するという設定だったという。話し合いは細部にまでおよび、ニューヨークへの引っ越しやキャラクターの描き方などについても及んでいたという。

ところが、最近になって、「出演者たちは降板について知らされていなかった」という情報が報道され、情報のコントロールが効かなくなっていると判断したライアンら制作サイドはスピンオフ構想を当面、保留にすることにしたのだという。

さらに、マーフィーの「降板」発言は、話題の3人がシーズン3をもって直ちに番組を降板するということではなく、3人はあくまでスピンオフ出演のために、「glee」シーズン4には出演しない、という意図であったことを明らかにした。

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ライアンは今回のインタビューで次のように説明している。

「僕は(7月14日の)インタビューで2つのことを言った。『彼らは(シーズン3で)卒業する。シーズン4には戻ってこない。』とね。」

「そのインタビューを受けたとき、ちょうどクリス、コーリー、リーの3人のためのスピンオフの可能性について調査しているところだったんだ。3月には、ブラッド・ファルチャックと僕は3人にスピンオフの話をはじめたんだ。『興味あるかい?自分のキャラクターに何をさせたい?どこで撮影したい?』ってね。もし彼らがいやがっていたらスピンオフはできないだろ」「その時、彼らは3人とも興味を示してくれたんだ」

「だから彼らが自分がクビになることをツイッターで知ったっていうのは100%間違った情報だよ。誰も彼らをクビにしていないし、そんな話し合いをしていたわけじゃない。僕たちは3人が出演するスピンオフを作ろうとしてた。それは3人ともわかっていたし、3人ともそのアイデアには乗り気だったんだ。」

として、降板のニュースが出るまでは、スピンオフ構想は順調にすすんでいたことを明かした。

では、どうして、出演者まで巻き込んで円滑に進めていたプロジェクトについて、正しくない情報が出回ることになったのか?これについてはライアンは困惑した様子で次のように答えている。

「実際のところよくわからない。俳優たちのエージェントが情報の扱いを間違えたんじゃないかな。我々はスピンオフのことについて話してはいけないことになっていたんだ」「秋に『glee』の新シーズンがはじまってから発表する予定だった」

「それなのに、キャストが、『ツイッターでクビになったって知った』って言い始めた。我々、スタジオ、ネットワークの人間は『そういうのはあんまりよくないよね』と思った。3人ともプロジェクトに参加してもらっていたんだから。」

「そういうことがあって、我々はスピンオフをしないことにしたんだ。それが今の状況だね。また(来年の)4月、5月頃に話し合いを再開するかもしれない。でも今はシーズン3を最高のシーズンにすることに専念したいんだ。」

として、関係者による情報のコントロールがうまくいかず、想定外の騒ぎに発展したことによって、当面のスピンオフ計画は保留になったという経緯を明らかにした。

さらに3人がシーズン4に戻ってこないと発言した真意については、

「僕が『彼らがシニアだから(シーズン4には)帰ってこない』って言ったことの意味は『彼らは帰ってこない。なぜなら彼らは新しい別の番組に出演することになるから』っていう意味だったんだ。」

と説明。さらに、プロデューサー(ブラッド・ファルチャック)のコミコンでの発言についても触れ次のよう説明している。

「我々が本当に言いたかったことは、彼ら(3人)はクビになったんじゃないってことなんだ。彼らは何ヶ月もの間、スピンオフ番組について知っていたんだからね。」

すると、3人は、シーズン4にも出演するのだろうか。それについて、ライアンは次のような発言をしている。

「俳優たちは7年の契約を結んでいる」「もし彼らがニューヨークに行かないのであれば、何か他のことをやるかもしれないね。それについてはまだ考えていないんだ。」

として、シーズン4の出演についての明言は避けたが、出演の可能性について含みを持たせた。


数週間続いた一連の騒ぎに対して「glee」クリエイター自らが赤裸々に経緯を明かすことで事態の収束をはかった格好だが、これでひとまず沈静化に向かうのだろうか。メディアやキャスト、ファンたちの反応が注目される。