怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

コラボレーション


3月公開予定の映画『桜蘭高校ホスト部』と、TBSで放送中のドラマ「白戸修の事件簿」のコラボレーションが実現し、都内某所にて、白戸を演じる千葉雄大はじめ、川口春奈、山本裕典らホスト部メンバーが「白戸修の事件簿」内に登場する場面の撮影が行われた。
 このコラボは、昨年夏に放映された『桜蘭高校ホスト部』のドラマ版と「白戸修の事件簿」が、同じ放送枠であったこと。そして何より、「白戸修の事件簿」で主演を務める千葉雄大が、ホスト部メンバーの癒やしキャラ、ハニー先輩を演じていることから実現したもの。
 撮影されたのは、ホスト部メンバーたちが、ひとり道を歩く白戸をハニー先輩と勘違い、駆け寄りって掛け合いを披露するというシーン。映画撮影以来の再会だったとのことで、ロケ場所に降り立った川口春奈、山本裕典、中村昌也、高木心平、高木万平、そして千葉雄大らのテンションはのっけから高く、久々にホスト部として演技することの、うれしさをにじませていた。
 囲み取材で川口は、「何も変わっていなくて、制服は着ていないんですけど、やっぱりハニー先輩の印象が強い」と千葉についてコメント。白戸もハニー先輩もナヨっとしたキャラクターのためか、違和感はあまりなかった様子。一方の山本は「こういった形で、千葉君の主演ドラマに僕らが出させてもらえるのは光栄なこと」と感慨深げに語り、メンバーらは、そんな千葉に向かって「あざーす!」と奇跡のコラボ実現に感謝の言葉を送っていた。

  • というのはもちろん重要だけど、やっぱりこっち↓

 

日本をはじめ、海外でも高い人気を誇る怪獣映画。東宝の「ゴジラ」はシリーズ通算28本が製作され、現在ハリウッドで2本目となるリメイクが製作されるなど、言わずと知れた大人気作だ。そして大映(現角川映画)の「ガメラ」も、ゴジラシリーズと並び、日本の怪獣映画を代表する作品として知られている。だが、そんな二作の大ヒットの陰で、ゴジラやガメラのようにはなれなかった二匹の大怪獣が誕生していたのをご存知だろうか?
1960年代当時、テレビの急速な普及によって邦画業界全体が斜陽化し始めており、莫大な制作費がかかる特撮映画は敬遠されがちだった。だが、東宝と大映の二社がゴジラ、ガメラで大成功を収め、空前の怪獣ブームが巻き起こる。その波に続けと、競い合って特撮怪獣映画に参戦したのが松竹と日活だ。
『男はつらいよ』シリーズに代表される人情劇を得意とした松竹が、満を持して製作した怪獣映画が『宇宙大怪獣ギララ』(67)だ。恐竜を彷彿とさせる胴体と、妙に愛嬌のあるフェイスが不思議な魅力を発散する怪獣で、製作費1億5000万円を注ぎ込んだが、ゴジラやガメラのようなスターにはなれず、松竹が唯一製作した怪獣映画となってしまった。そして、スタイリッシュなアクション映画が売りの日活は、イギリスの怪獣映画『怪獣ゴルゴ』(61)をモチーフにした『大巨獣ガッパ』(67)を製作。南方の島に生息する鳥形の怪獣ガッパが日本を壊滅状況に陥れる様を描いた本作であったが、こちらも結局シリーズ化には至らず、日活唯一の怪獣映画となってしまった。
そんな不遇な二大怪獣、ギララとガッパが誕生してから、今年でちょうど45周年。この節目の年を記念して『宇宙大怪獣ギララ』『大巨獣ガッパ』が3月3日(土)よりシアターN渋谷で2本立て上映される。貴重な雄姿を拝めば、日本の怪獣はゴジラやガメラだけじゃないことを実感できるはずだ。是非ともその姿をあなたの目で確かめてほしい。

 

  • この記事書いた人、本当に「ガッパ」と「ギララ」見たのかなぁ。見た上で、「日本の怪獣はゴジラやガメラだけじゃないことを実感できる」と本気で思っているのかなぁ。そうだとしたら、ちょっとうれしいなぁ。「ギララ」は寅さんにゲスト出演したときが一番、輝いていた。
  • 「白戸修と宇宙大怪獣ギララが奇跡のコラボ」、とかにならないかな。