- ふと気がつけば、鼻がむずむずして、体がだるい。完全な風邪らしい。病院に行き、薬を貰って、寝る。
- 夜も早く寝ようとするが、まったく眠れず、結局、午前四時くらいまで、布団の中で七転八倒する。薬もあまり効かないようで、体調は好転せず。
- 眠れないときは、あきらめて落語を聴く。五代目柳家小さんの「不動坊」。東京落語では、小さん師と小三治師がやっぱり一番いいなぁ。小さん師の穏やかで丁寧な物言いの中に、「さあ、やってやるぞ、覚悟しろ」みたいなニュアンスがほんのひと匙入っている感覚がたまらない。今回の「不動坊」は、風呂屋のシーンまでがカットされ、ほぼ、寡婦三バカの視点で語られる。今まで疑問だった、「幽霊をだしたとして、その後、どうしたいんだろう」という点にもさらりと言及されていて、すっきり。
- つづいて、三代目三遊亭金馬師の「てれすこ」。寝ようとして聴いていたが、金馬師の持つ陽の気を食らって目がさえた。結局、CDに収録されている、「てれすこ」「七の字」「雑俳」「艶笑小噺総まくり」を四本たてつづけに聴いてしまった。録音年代はすべて昭和30年代。「昨日のことが今日判る新聞。今日のことが夕方判る夕刊。一時間前のことがすぐに判る号外。今やっていることが手に取るように判る放送ニュース。だんだん早くなります。昭和50年ころになると、明日新聞といって、明日のことが今日判る」。インターネットを前に、しみじみと昭和を振り返る。
ゴーバスターズがあまりにも面白いのだが、私が面白いということは、多くの人がつまらないと感じているのではないかなぁといらぬ心配をする。
— 大倉崇裕 (@muho1) 2012年3月18日
いや、なにしろ、私が好きだったものは、大抵、途中で路線変更or打ち切りになっているので……(大鉄人17、メタルダー、響鬼etc)
— 大倉崇裕 (@muho1) 2012年3月18日