- 「ミステリーズ! vol.91」に福家警部補の新作「鬼畜の檻」が掲載されています。これは7月に発売された講談社の「メフィスト」掲載の「警視庁いきもの係 アロワナを愛した容疑者」とのクロスオーバー作品。前編が「いきもの係」、後編が「福家」となっています。いろいろとやりたい放題、させてくださった講談社編集部の方々、東京創元社編集部の方々に感謝です。そして、一度やって見たかった福家対超凶悪犯も実現。
- ちなみに、今作は刑事コロンボでいうところの「ホリスター将軍のコレクション」。タイトルはゴルゴル13の大好きエピソード「鬼畜の宴」からきています。
- ホリスター将軍のコレクション、ランキングでもいつもかなり下の方に甘んじていますが、今回見直してみて、文字通り、見直しましたよ。面白いんですよ、これが。まあ、視聴者がコロンボに期待していることのすべて真逆をやっているので、受けが悪いのも判るのですが。
- 実は私、ホリスター将軍認知症説というのをとなえています。あの人、初期から中期の認知症だったのではないかと。だから、強く言われて、カッときて殺しちゃう。見られたと思ってとっさに目撃者誘惑しちゃう。そのわりに死体の縛りが甘くて浮いてきちゃうし、計画が失敗しても、女性に「すまなかった」の一言で行ってしまう。なんというか、人としての情感が支離滅裂。これはもう、自分のやっていること、全部把握できていないんじゃないか。で、戦争中の昔の記憶は鮮明なのね。だから、こうなった。
- すみません、ただの妄想です。