怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

年賀無用……とはいかない。

  • 仕事はまったく終わらないけれど、年賀状を書く。BGMは例年だと「特捜最前線」だが、今年はBS朝日毎日放送している「新必殺仕置人」の録画が溜まっているので、それを見ながら書くことにする……も意外に時間がかかり、けっこうな本数を見てしまう。
  • 「妖刀無用」罪人の首を斬りすぎておかしくなった男が無茶苦茶する話。仕置が一度失敗するせいで、頼み人がバレ、これまた無茶苦茶にされるのが酷い。相当な手練なので、主水との対決が楽しみだったが、一方的にやられたのが残念。・
  • 「良縁無用」ウルトラ人非人の次男坊が出色。特に結婚式でのやる気ゼロの芝居が秀逸すぎる。しかし、こんな内容、今では絶対に作れないなぁ。
  • 「夢想無用」正八編。正八は人を殺せるのか。借金から逃れるため、船に乗っていた人全員毒殺。濡れ衣着せる相手もちゃんと用意しておいて打首。板前と道場主とのまったく反りは合わないけれど、金のため悪事を共にしている感じが好き。
  • 「牢獄無用」恒例の一つ宿ものを白昼の牢獄に置き換えたような、サスペンスに満ち満ちた一本。おていと鉄が忙しくて出番が少なくて済むようにひねり出した一本……という気がしなくもない。
  • 「抜穴無用」小悪党の逃げ道を作り、盗んだ金額の半分を使用量としていただく。何て素敵な小悪党。けっこう稼いでいるはずの大物が、なぜこんなピンハネビジネスのため、わざわざ穴を掘ったのか、いまだによく判らないけど。
  • 「訴訟無用」「誘拐無用」も見たけれど、意識が混沌としてよく覚えていない。f:id:Muho:20181228001253j:plain