怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。

落語記録1

  • 読書記録と共に消えてしまった落語記録を、ハードディスクの履歴などを見て記憶を掘り起こし、とりあえず、メモ代わりに。短い感想も書いていたのだが、それはあきらめよう。

柳家東三楼 猫の皿

柳家権之助 百川

三遊亭圓生 猫定

古今亭菊之丞 親子酒

林家染ニ 中村仲蔵

三遊亭圓生 淀五郎

立川談四楼 浜野矩随

笑福亭松枝 鹿政談

春風亭一之輔 子別れ

三遊亭圓生 お藤松五郎

何とも不思議な話で、これを支えきるのは並みの技量ではできないよなぁ。間が悪くて人殺しが起きる話。

橘屋圓太郎 火炎太鼓

こんなに楽しい落語を久しぶりに聴いた。落語の中の落語。圓太郎師、めちゃくちゃいい。

五街道雲助 幾代餅

三遊亭圓生 お神酒徳利

大好きな話。こちらは間が良くて幸運に恵まれる。「御神酒徳利」はいつかミステリーにしてみたいなぁと思い続け数十年。しかし、最初と二番目が日常の謎的消失事件とペテンと偶然による解決であるのに、三番目が超自然現象ってのは個人的には気になる。三つともペテンと偶然にできないものか。でも、それだと筋が読めてしまうのか。まあ、先人、名人のやることに間違いはない。

松尾貴史 はてなの茶碗

古今亭志ん輔 井戸の茶碗

桂吉弥 どうらんの幸助

桂夢丸 佐野山

橘家圓太郎 五人廻し

桂米二 軒づけ

三遊亭圓生 後家殺し

このオチを言わんがための、あまりに陰惨な噺……。圓生師だからじんわりとした味わいが馴染み出て、聞いた後も何とか気持ちを保てるが、これ、他の人で聞いたら、あまりにやりきれなくて、不愉快にすらなるよ。

春風亭一之輔 鰻の幇間

師匠のふくれっ面がこれほど活きる噺はない。元の顔がふくれっ面というね、一之輔師、好きだなぁ。こんなご時世でなければ、高座で聞きたい。

立川生志 紺屋高尾

上手いなぁ。落語研究会恐るべし。後半、太夫が職人に惚れ込む下りをじっくりきっちり演出しているところなんかは唸る。職人がただ一途であり、正直に事のすべてを語ったことだけで、花魁が一瞬にして「結婚」を決めるはずもない。職人の嘘に気づいていたことから始まり、順を追って、花魁の決心を描いていく。いやぁ、素晴らしい。

三遊亭圓生 唐茄子屋政談

柳家花緑 不動坊火焔

前々からずっとボロクソ言ってきた花緑師。ここに来て、認識は完全にあらためた。ものすごい落語家になっていた。見直したなんてものじゃないですよ。近年聞いた「不動坊」の中でも最高。いつのまにこんな……。名人の器になってきましたなぁ。これからが楽しみ。聴き続けますよ。