2021-10-01 落語 瀧川鯉昇 長屋の花見 あじさい 5月に演じたので桜ではなく紫陽花。長屋の住人が自発的に言い出すのではなく、しみったれた大家が、半ば強権的に花見に連れ出すと言う、なんともやり切れないしょぼくれた感じが、悲しい。華やいだ雰囲気が全くなく、そういう意味では見事に紫陽花なのだけれど、やはり陽気に晴れやかに、あっけらかんとした春の花見の方が面白い。