怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

落語

柳家小せん 金明竹

しっかりとした安定の語り口だけれども、あまりに淡白すぎて、長くもたない。特にこの話はやたらと繰り返しが多いので、余計に集中力がもたない。やりとりもオーソドックスな笑いを誘うものが多いので、淡白すぎて全然笑えない。後半の関西弁早語りは実に見事なもので、場内から拍手も沸き起こるが、4回目ともなるとさすがにきつい。いきなり後半から入れば大笑いして終わるような気もするが、それでは金明竹ではないし。いや、とても聞きやすいし、うっとりするような間の取り方で、とっても心地よいんだけれど。