- CSで再放送中の相棒。「相棒」の「長坂秀佳」である「櫻井武晴」作品をピックアップして見て行く。
シーズン1 第10話
「それにしてもここ、どこなんすかね?」
「どこでしょう」
杉下と亀山が意識を取り戻すと、そこは場所も判らぬ海岸線だった。自分たちはなぜここにいるのか。いったい何が起こったのか。彼らは二日前の出来事を振り返り始めるーー。
映画『チャイルドハンター2』を撮影中の撮影所で、監督仲瀬古永次が突然死した。現場は控え室で、奥寺美和子によるインタビュー中の出来事だった。インタビュー中、わずかな時間停電が起こり、明かりがついた時、監督は死亡していた。停電の時間は10秒。さらに検死の結果、監督の死因は窒息死であると判明する。捜査一課は毒殺を疑い、監督死亡時に傍にいたスクリプターの須磨玲子を疑う。監督の映画『チャイルドハンター』は社会現象を巻き起こすヒットとなり、映画を模倣した暴力事件も多発。彼女の息子はそうした暴力事件に巻きこまれ入院していた。動機は充分。しかし、遺体から毒物は検出されず、結局、病死説が主流に。杉下は似た事件が京都で起きていた事を思いだし調査。その結果、監督の本当の死因は窒息死ではなく感電死であったと判明する。落雷などの直流電流を浴びた場合は、皮膚に電流班が現れるが、家電などで使われている交流電流の場合、電流班がでない場合が多いーー。杉下は監督が愛用していたという、電気カーペットに着目する。現場保存が解かれ、持ちだされてしまったカーペットの行方を杉下たちは追っていくが……。海岸線で傷だらけになって意識を回復する衝撃的な幕開け。そこから事件を振り返り、ちょうど半ば辺りで時間が合流する。冷静に考えれば、記憶喪失でない限り、目が覚めてからゆっくりと事件を二人で振り返るとかやるわけないんだけれど、そこはもう、そっちの方が面白いしワクワクするから問題なし。というか、別にそういう展開にしなくとも、事件自体、よく練られた計画殺人であり、巧妙に伏線が張られ、動機にも充分意外性があるわけで、「海岸放置」までやらなくても良かったのでは? と思わなくもないけれど、カーペット関連のひっくり返しをするためには、一度二人が襲われねばならず、それならばいっそ「振り返り」にした方が面白いーーそんな流れを勝手に考えてしまった。ただ個人的には、やり過ぎ感のある「海岸線」なしで、真正面から事件を描いてくれた方が好きだったかも。ごめんなさい。京都府警に兄がいるという角田課長。何となく科捜研を思ってしまう。でも、マリコなら、死因の取り違えなんてするはずないか。
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