- 『ゴジラ84』4Kを観る。ゴジラ登場までの開始後35分がもう最高。伊浜原発襲撃も最高。そして何より小六禮次郎の音楽最高。中盤は小林桂樹の独演会でこれも最高。 84ゴジラ、久しぶりに観たけど、思っていた以上に響く。
- 歳と共に好きな映画は変化する。シリーズものは特に。怪獣映画でいうと、50代になってから『ゴジラの息子』『ゴジラ84』がたまらなく愛おしく、何度も見てしまう。若い頃、あんなに好きだった『VSビオランテ』『VSメカゴジラ』が下がり、『メカゴジラの逆襲』がジワジワきている。一方で、『キンゴジ』『バルガメ』は不動のナンバー1 映画だし、『南海の大決闘』や『対ガイガン』は今もピンとこない。
- 平成ガメラは特に判りやすい。『ガメラ1』→『ガメラ3』→『ガメラ2』だったものが『ガメラ2』→『ガメラ1』→『ガメラ3』になっている。特に『ガメラ2』の伸びは圧倒的で、全怪獣映画ベスト3に入ろうかとしている。
- 市川崑の金田一耕助も同じく変化している。『獄門島』→『悪魔の手毬唄』→『犬神家の一族』だったが、『悪魔の手毬唄』→『女王蜂』→『獄門島』になっている。『女王蜂』が歳とともに染みるようになってきて、何度も繰り返し見てしまう。
- 007シリーズは『ユア・アイズ・オンリー』→『リビング・デイライツ』→『私を愛したスパイ』だったが、『ユア・アイズ・オンリー』→『007は二度死ぬ』→『リビング・デイライツ』になっている。『リビング・デイライツ』と『私を愛したスパイ』は同率にしても良い。いずれにしても、『二度死ぬ』がぐんと伸びて、こちらも何度も何度も繰り返し見ている。
- そんな中で、ほぼ不動なのが、コロンボだ。「仮面の男」→「殺しの序曲」→「策謀の結末」。わずかな差で「祝砲の晩歌」がつづく。
- 保険証廃止絶対反対
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