怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

材料補給と警視庁物語

  • 何となく思い立って、ガレージキット製作に必要な材料をいろいろ購入。ボークスのサーフェイサー、ホライゾンのマジックスムース、ウェーブの瞬着硬化スプレー、離型剤落とし用に洗剤「油職人」。これで当分、怪獣作り放題。

 

  • 保険証廃止絶対反対

mainichi.jp

2024年10月、静岡県に住む全盲の40代男性は、通院先の眼科で初めてマイナ保険証の利用を試みた。カードリーダーと向き合い、大きなショックを受けた。「これは明らかに視覚障害者に対応していない」   

男性に同伴した高齢のガイドヘルパーも使い方が分からず、自力で操作しようとした。本人確認には顔認証か暗証番号の入力が必要だ。しかし、顔認証しようにもカメラの位置が把握できず、顔をどこに向ければよいか分からない。音声機能もなく、画面に何が書かれているか知ることもできない。   

困っている様子を見た眼科のスタッフがやってきて、顔の位置を調整してくれて本人確認ができた。過去の受診歴や薬剤の情報を医師に伝えるか選択する画面では、スタッフに同意のボタンを押してもらい、どうにか手続きを終えた。   

来院するたびにこのような認証をしなければいけないのか。男性はがくぜんとした。一人で来ていたら、自分の後ろに他の患者が列をつくっていたら、病院のスタッフが忙しく対応してくれなかったら……どうすればいいのか。

 

  • 警視庁物語 「ウラ付け捜査」

無銭飲食で浅草署の留置場にいた男が悪夢にうなされ、不審に思った署員が取り調べたところ、二年前の迷宮入り事件について自供した。当時捜査を担当していた刑事たちはさっそく、男の尋問に向かう。二年前の事件というのは、オートレース場裏の涸れ井戸から、女性の腐乱死体が発見された事件だ。被害者の身元も判明せず、55日目に捜査は打ち切られていた。男の身元は川村正直、窃盗の前科三つ。鑑別所にも入っていた記録がある。川村は取り調べに対し、付き合っていた女性「ユキ」と心中しようとしたが、自身だけが死にきれず、遺体を遺棄、しかし、二日前よりそのユキが夢に現れ悪夢に苛まれていたと証言する。しかし川村は「ユキ」の名字を知らず、川村は被害者が遺棄されたときの下着を確認できなかった。また、ユキの頭部にあった古傷も知らない。彼の証言はガセである可能性が高まる。刑事たちはさらなるウラ付け捜査に奔走する。川村はユキに質入れをさせた質店二軒を証言。客の名簿にユキの名はなかったが、木村もと子という名があった。もと子はユキの本名ではないのか。しかし刑事の調べでもと子は生存しており、別人と判明する。そんな中、世田谷署から、管内で起きた強殺未遂事件に川村が関与しているとの連絡が。ユキの件はガセであり、うなされたのは強殺未遂の良心の呵責ーーと見る事もできる。川村は強殺未遂も認めたものの、頑としてユキ殺しの自供は撤回しない。彼はガセかホンボシか。急転直下、捜査は新潟に飛び火し、そこで今井健二が出てきた日には、もうこれは! と心躍ったね。だけど、今井健二、容疑者率はピカイチだけど、ホンボシ率は割と低いんだね。さて、今回は……。「強殺未遂を隠すため、新聞でたまたま読んで知っていた二年前の殺人事件を自白。裁判で自供を翻し、刑事たちによる自白強制を訴えるーー」という刑事の見立てが実に面白い。一応の筋も通っているし。タイトル通り、既に迷宮入りした事件をさかのぼって捜査していく新機軸。しかも、手がかりは容疑者の証言のみで、それが実にガセっぽいという、実に魅力的なプロット。1960年代初頭にこれが書かれていたのは素直に驚き。