怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

「60年目のスペシウム光線」と『虎に翼』から一年。吉田恵里香が 『前橋ウィッチーズ』に込めた想いと、当たり前を疑い続ける理由

  • 仕事

6日〆切の短編はラストスパート。5日には初稿完成……か?

書き下ろし長編は何とか6枚。まだ半分いってない。危機的。

プロットの提出期限まであと二日。普通に考えたら、絶対に無理。参ったなぁ。ちょっと腹すら立ってきた。

今から予測しておくが、11月10日に設定されている〆切、絶対に無理よこれ。

 

  • 怪獣

「60年目のスペシウム光線」(古谷敏、やくみつる、佐々木徹)

古谷氏による自伝的回顧録と金城哲夫作品について3氏が語り合う対談の構成。特に対談は、金城哲夫氏がウルトラマンに書いた7作品について語り合うもので、思いがけない考察が溢れていて、大変に面白かった。知識ある中高年たちはごちゃごちゃ言いそうだけれど、「なぜ最終回の宇宙人がケムール人見え見えの改造だったのか」「なぜ金城作品では、スペシウム光線でトドメをささないか」など、大変刺激的。

 

  • 『虎に翼』から一年。吉田恵里香が 『前橋ウィッチーズ』に込めた想いと、当たり前を疑い続ける理由

ashita.biglobe.co.jp

 

  • TV ポーカーフェイス2

第5話

マイナーリーグの野球チーム、モンゴメリー・チーズモンガーズ。ピッチャー、ロケット・ラス・ワデルはかつてメジャーにいた事もある選手である。しかしある時からイップスに陥り、速球が投げられなくなった。そしてついに、オーナーから解雇の宣告が下る。引退試合まであと五試合。そんな中、彼は大金を得るため、八百長試合を画策する。これからの試合、五連敗すればオッズは22倍。選手の賭博参加は御法度だが、ワデルは仲間を引き込み、五試合すべてワザと負けることに。そして四試合目までは順調に負け続け、いよいよ最後の五試合目。その日はワデル最後の先発試合のため負ける事は簡単だ。ところが土壇場でマウンドには新人ピッチャー、フェリックス・ドミンゴが上がることに。試合が制御できなくなることを畏れた仲間の一人が、ドミンゴの風船ガムにLSDを仕込むも、それが元でドミンゴは大覚醒。快投を続ける。土壇場で何とか試合に負け、大金300万ドルを手にしたワデルたち。ところが八百長がドミンゴにバレる。深夜の投球練習場で言い合いとなったワデルは怒りのあまりボールを彼にぶつける。その瞬間、イップスから解放された彼の速球は160キロ。ぶつけられたドミンゴは死んでしまう。ワデルは練習場にあるポンコツピッチングマシーン「ランボー」にその罪をなすりつける工作を行う。ドミンゴの死は事故として片付けられるはずだったが、その球場にはチャーリー・ケイルがいた。

場外の打球頭に受け、そのまま球場でボールガールとして働くことになったチャーリー。彼女はドミンゴ愛用の風船ガムを偶然口にする。仕込まれていたLSDでラリったチャーリー。目を覚ましたとき、ドミンゴは死に、事故死として処理されていた。「ランボー」は人を殺せる球を投げる事はできず、ガムにはクスリが仕込まれていた。疑いを持ったチャーリーは選手たちに質問。特殊能力で真相に迫る。これはまたド級の傑作。ラリリまくったチャーリーの幻覚が白眉なのだろうが、一世一代の凶器。そして自身の栄光と凶器がリンクしていて、栄光を得る事がそのまま自白になるという離れ業。これは素晴らしい。意外な凶器として語り継ぐべき名編。もう一つ、コメディとしても最高峰であるとも付け加えたい。