- 仕事
連作短編ゲラを見て、書き下ろし長編小説の手直しをしつつ、今後の最善策を練る。
寝る直前に、一つ、良いアイディアが閃いた。メモを取って寝る。
- 読書
「笑うネメシス」(原作・おぎぬまX 漫画・灸田晃宏)
ネット上で激賞を見て、さっそく購入。やっている事はガチの倒叙であり、使われるトリック、凶器もよく考えられていて、新しい。動機を持った者に手段を教えるという手法は倒叙と相性が良いらしく、ドラマ「IQ246」や「アストリッドとラファエル」の終盤でも効果を上げていた。ただ、ヤミノ氏のやっている事は、殺人犯の自己啓発のようなところがあって、計画、手法を考えるのはあくまで当人。倒叙を土台に、新しく現代的な手法を積み上げていっている。「倒叙」の新しい扉を開いている。3話のパターン返しは強烈で素晴らしい。そして、名探偵の若造が実にいけ好かない。毎回、犯人を応援している。

- 猫
仲良し3匹だが、勢揃いは珍しい。

- TV エルズベス
第1話
演出家のアレックス・モダリアンは、演劇学科の学生たちと関係を持っていた。その中の一人、オリビア・チェリーがすべてを告発する意思を固める。アレックスは芝居の稽古中、楽屋に忍びこみ、彼女のピルケースの睡眠薬を入れ替える。深夜、彼女の部屋を訪ねたアレックスは昏倒しているオリビアの顔にポリ袋をかぶせ窒息死させる。さらに、オリビアの携帯から彼女の友人に悩みを打ち明けるメールを送信。翌日、遺体が発見され、自殺との見方が広がるが……。
重大犯罪捜査課が不法逮捕をしたため、判事命令で1年間、外部の弁護士が捜査を監視する事になった。その役に就く事になったのは、シカゴで弁護しをしていたエルズベス・タシオニ。監視役としてニューヨークにやって来た彼女は、偶然、オリビア事件の現場に立ち会う事に。彼女は被害者が歯のホワイトニングをしていたことで、自殺説に疑問を持つ。化粧棚にはオールド・アイリッシュ、さらにペッサリーのケースも。被害者には部屋を訪ねて来る男性がいたのではないか。アレックスとすれ違ったエルズベスは彼からオールド・アイリッシュの香りがする事に着目。そしてオリビアが友人に送ったメールには、普段と違う書き方をした箇所(普段、コンマのあとスペースは一つ。メールはスペースが二つ。若い人はこんな書き方はしない)を見つけだす。アレックスが犯人と確信し、追及を始めるエルズベスだったが、やがてオリビアにはストーカーがいる事が判明し……。
「グッド・ワイフ」「グッド・ファイト」にセミレギュラーとして出演していた、エルズベス・タシオニが主人公となったスピンオフ。彼女は弁護士であるが、ある事情から警察の捜査に参加。殺人犯と対決する。コロンボ型の倒叙形式で描かれるミステリードラマ。「グッドワイフ」のプロデューサーは「コロンボ」好きとの発言もしており、実際、「グッドワイフ」内では、よく「コロンボ」のセリフが登場していた。今回は満を持しての「コロンボへの挑戦」ということなのかも。
「グッドワイフ」「グッドファイト」では、エルズベスはまさにジョーカーであり、知る限り、彼女が担当した裁判は全戦無敗。倒叙ドラマの探偵役としてはこれ以上ない布陣だ。第一話は、犯人との共感性を極力排除してあり、極めて対決性が高い。こんなドラマが毎週見られるなんて、これは幸せだなぁ。
ちなみに、途中で署長が言う「ケイリー・アゴスと代えるぞ」のケリーは「グッドワイフ」のレギュラー弁護士で、最終回で弁護士を辞めていたはずだが、どこかで復帰して、またバリバリやっているようだ。
- 参政党は21世紀のブラックサタン