- スタートレック・セクション31
酷評&ゴールデンラズベリー賞を席巻しているけれど、そこはやっぱり「スタートレック」だからなぁ。何とか希望を見いだしたい。
「スタートレック・セクション31」の感想。
セクション31 (1月23日追記)
時の扉を抜けた元テラン皇帝、フィリッパ・ジャージョウは辺境宇宙のステーションにクラブを開き、そこのオーナーとなっていた。だがある時、クラブを舞台にセクション31による特殊活動が。強化人間であるアロク・ザハをリーダーとしたチームは、タダノイが盗みだしたある「兵器」の奪取を計画していた。完璧に見えた計画だったが、ジャージョウの介入によって様々な影響が。さらに、「武器」を狙う第三者が登場。ザハの部下の一人を殺し、「武器」を持って逃亡する。「武器」の正体を知ったジャージョウは戦慄する。それはかつてテラン皇帝時代、自身が命じて作らせた銀河系を焼き尽くす恐るべき超兵器だった。ザハらと協力し「武器」を取り戻す決心をしたジャージョウ。だがメンバーの中にはスパイがいると思われ、様々な危機がーー。
酷評に次ぐ酷評しか聞かないのだが、判るようでもあり、それは言いすぎだろうという一面もあり。
「スタートレック」の持つ世界観の偏った一面だけをぎゅーーーーっと凝縮し展開した作品である事は間違いなく、殺伐とした世界、メカ、人間関係はある意味、スタートレックとは相容れないのかもしれない。だけど、こういう世界がある事は「スタートレック」内でも明示されており、すべての作品でも明確に描かれている。ただ、それが「主役」になった事はあまりないというだけ。だから、「スタートレック」らしくないという意見は違うと思うんだなぁ。
ただ、その殺伐とした未開のステージにも描き方というものがあって、チープで炎がボワッと上がるセットなどは、MTVかよと思うくらいのがっかり感がある。その炎ボワッし、惑星上から宇宙船のブリッジにまで多用されている。バカかよ。2025年だというのに、センスを疑う。
メインであるアロク・ザハチームのメンバーも酷い。個性を持たせようと必死になった挙げ句の没個性というか……。ジェフもファズもメレも典型的なバカ雑魚キャラで、魅力に乏しい。本当に乏しい。いくらなんでもこれはない。彼らが炎ボアッの惑星セットの上でウロウロしているのは、本当に80年代にまったく売れなかったメタルバンドのMTVみたいだ。
でも、でもね、生き残ったキャラクターたちは絶品だと思うんですよ。バカ雑魚キャラを廃したメンバーは、もうそのままスタートレックでいけるよね! という魅力を持っている。
これ、やはり一本の映画として成立させるのは無理がありすぎる。「セクション31」の魅力って、この一本を乗り越えた先に展開されるべきシリーズにこそあったのではないかなぁ。
ゴールデンラズベリー賞に軒並みノミネートされ、アカデミー賞俳優となったミッシェル・ヨーに恥をかかせた一本なので、続編はもうないよなぁ……。
新しいチームでの「セクション31」見たかった。言ってはいけないことだろうけれど、ミッシェル・ヨーのアカデミー賞がなければ、いろいろ変わっていたのかな。
それと、U-NEXT はパラマウント+から撤退するのだろうか。
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- 読書
成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈)。 うっかり「天下」を読み始めたら、翌日には3冊揃っていた。 大科学実験のような成瀬の生き様。細野晴臣の声が聞こえる。 「天下」が30刷で「信じた道」が29刷で、ビビる。 帯も100万部→180万部ときて、ついに「都」で200万部帯に。


- 特捜最前線/特別機動捜査隊