- 桜月流美劔道第6回 美劔の会(みつるぎのあわせ)に行く。A者、Sさん、Tさんと練馬で合流。
- 美劔の会を観るのは3回目。今回はテーマが「若き日の武蔵」。独立した殺陣をいくつも見せるのではなく、一本の芝居として楽しめるようになっている。
- 殺陣はさすがの一言。立ち位置などは無論、斬られて倒れる場所、倒れるタイミングまで、すべて計算されている。秒単位の動きがぴたりと合わさった瞬間の美しさは、とうてい文字では表現できない。
- ただし、芝居として観た場合には、やや不満も残る。創作として「武蔵」を扱うのは良いが、客の中には私を含め、「原作・宮本武蔵」の大ファンもいるわけで、そうした人の気持ちを傷つけないでいただきたい。
- 少なくとも、脚本を書かれた人は「宮本武蔵」も「バカボンド」も読んでいないのではないか、とすら思った。