怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

装甲騎兵ボトムズとペールゼンファイル

装甲騎兵ボトムズの新作0VA「ペールゼンファイル」の第一巻が届いた。さっそく観たいところだが、時間がない。とりあえず、「渡河作戦」のさわりだけ観る。CGスコープドッグに違和感バシバシながら、慣れるとともにわくわくして観た。「軍事法廷」のところで…

いかす模型屋といかす小鳥屋

所用があって、門前仲町行く。町を歩いていると、あの田宮印の看板が! 吸い寄せられるようにして、中へ。下町の模型屋であったが、輸入ものの戦車、航空機がぎっしりと置かれた、夢のような空間だった。店名が「ピンバイス」。それからして、ただ者ではない…

実家の怪獣たちと怪獣に埋もれる病気の身内

前にも書いたが、引っ越しが正式決定してから、新居が決定するまで、怪獣などの予約品の届け先は、万一を考えてすべて実家にしておいた。ちょこちょこ予約したものがそろそろ発売。病身の身内が一人で住む家に、わっせわっせと宅配便が届いているという。本…

セブンX。バツではない4とモップガール&ちりとてちん

「ウルトラセブンX」第四話を観る。これがまた、良くできていて驚いた。ツッコミとボケを併せ持つ女性が入ると、テンポが良くなるわけか。表現方法や内容としては「光る眼」だったが、ひとえに「S」の魅力に支えられ、通常の三倍面白く見られたのは事実。目…

静岡と高齢化の家

アメリカ在住の伯母がひさびさに来日。静岡の親戚宅にしばらくいるということなので、出かけていく。静岡の家に行くのはひさしぶり。以前、祖母が患っているとき、母親から信じられない暴言を浴びせられ、しばらく遠ざかっていたのだ。結局、祖母も昨年亡く…

ウルトラセブンX。バツではない3

第三話、面白かったんだなぁ、これが。意地の悪い見方をすれば、緩い感じが尖ろうとして尖りきれなかった作品の現実にぴたりとはまってしまったというところか。今回のエピソードは、「禁じられた言葉」にまつわる、特撮オタク永遠の妄想をストレートにぶつ…

神経を逆撫でするゲラ(+_+)

某文庫化のゲラで沈没中。文庫のゲラだから、とスケジュールの中に押しこんだのだが、来てみてびっくり。あらゆるページに書きこみがなされ、ストーリーの根幹に関わる指摘が山のようにある。これは夢か? 夢なら悪夢だ。とにかく、この校正者の指摘の腹立た…

じいさまの叫び

出るべくして出るニュース。達者な高齢者による老害もここまでくると、子供のわがままでしかない。ただ、言ってることは間違っていないと思う。読売に移った小笠原には軽蔑しか感じないし、クルーンだラミレスだと言っている状況には反吐が出るけれど、それ…

第二のイワクラと自分で色を塗りたい

テレビのない生活。その気になれば何とかなるだろうと思っていたが、まったく何ともならない。こんなことなら、空気がない方がましだ。 先日より始めた、地獄の完成品梱包作業。ぷちぷちが一巻きなくなってしまったので、慌てて注文。それにしても、セブンに…

中日万歳と讀賣もかわいそう

引っ越しを機に、いくつか電気製品を買い換えた。新品購入の際、旧製品はお金を払って引き取ってもらわねばならない。その引き取りの指定日が今日。なんやかんやで引っ越しは全然終わらず、まだ生活しているというのに、冷蔵庫、そしてテレビを持っていかれ…

ウルトラマンよりナックル星人

引っ越しやら何やらでひどいことになっていますが、ボチボチ、日記も書かねばと思う今日この頃。 少し前から、ネットなどで予約した品々は届け先を新しい住所に変えている。そんなこんなで、先日、新しい住まいに初めて宅配便が来た。品物はメディコムのフル…

「医龍2」

「医龍2」の第一話を見て、あまりの面白さに腰が抜けそうになった。元旦の「相棒スペシャル」につづいて大ヒット。一年のうちにこんなものが二本もあるなんて。 「チームものはメンバー集めが一番面白い」とは、作家蘇部健一氏の名言だが、それを実践して成…

第一容疑者 姿なき犯人 前編と後編

「第一容疑者8 姿なき犯人」(前)(後) 2003年に制作された作品。 前作より八年ぶり。 本年のエミー賞獲得を記念して視聴。CS放送を録画したものだが、字幕で見たいという欲求が強まり、DVD-BOXの購入を夢みてしまう。原題は「Prime Suspect6」となっているが…

X。バツではない2。

「ウルトラセブンX」を見る。巷の評価は今ひとつの本作。まぁ、その理由も判らなくはないけれど……。つまりは、「ウルトラセブン」を使った代償は大きかったということか。 謎の円盤によるアブダクション、誘拐された人々はなぜ自発的に連れ去られたのか。そ…

売りたし! パノラマファイト

「夢の空想格闘技」と称して、ウルトラ怪獣たちによる夢の対決を再現したキチガイ食玩「ウルトラパノラマファイト」。その第二弾が発売された。さして興味もなかったのだが、ノルマとしてひと箱注文……と思っていたら、だぶって注文していたよぅ。二箱来たよ…

桂文我師と桂小金治師

とある方のご好意でチケットを譲っていただき、国立劇場演芸場まで、「桂文我 極彩色高座賑 其の五」を聴きに行った。今月のゲストは桂小金治師匠。これだけでも行く価値あり。桂まん我さんの「つる」に始まり、文我師の「井戸の茶碗」。とこまでも正直な(バ…

自称:文筆業だったのか……

外山くんにとって、「12万円」はどういう意味を持つのか。 一方通行の道をバイクで逆走するなどして、道交法違反の罪に問われた熊本市の自称文筆業外山恒一(とやま・こういち)被告(37)の判決で、鹿児島地裁(渡部市郎裁判官)が「検察官の求刑(罰金1…

ウルトラセブンX。バツではない。

「ウルトラセブンX」を観る。一話なのでまだ何とも言えないのが本当のところ。世界観を一から構築していこうとする、野心的な作りで好印象。こうした展開の場合、世界の有り様を視聴者に理解させねばならず、そのためには「主人公だけが何も知らなくて、右往…

鮎川哲也賞

早起きをして仕事をして、会議に出たあと、鮎川哲也賞授賞式へ。受賞者のみなさま、おめでとうございます。 すごい人だった。お腹が減っていたので死にものぐるいで食べ、満腹になってフラフラし、いろいろな人と話をした。ミーコをだっこできた。初めての編…

サクリファィスを読もう!

出かけたり、仕事したりで、引っ越しの準備もできず。どうなる、引っ越し!? 読書「サクリファイス」(近藤史恵)。傑作中の傑作だった。今年読んだ国内ミステリーの中ではベスト1。 サクリファイス (新潮文庫) 作者:史恵, 近藤 発売日: 2010/01/28 メディア: …

ハンシンとハムとジャイアンツ

すでにお店に並んでおりますが、「オチケン!」(理論社)が発売となりました。 オチケン! (PHP文芸文庫) 作者:大倉 崇裕 発売日: 2017/04/07 メディア: Kindle版 「えのころ工房展」開催中。 muho2.hatenadiary.jp

阪神

全日程終了。74勝66敗4分。この数字について何の文句もないし、3位という順位はよくやったと思う。一つの目標である優勝争いにも、それなりに絡んだし。ただ、今年阪神を応援してきた私の心境は、かっての暗黒時代とまったく変わらない。それほどにひどいチ…

開催! えのころ工房展!!

10月1日(月)〜21日(日)まで、品川区荏原町にある「Home Bar TALI」にて、『えのころ工房展』が開催されることになりました。えのころ工房さんと言えば、「刑事コロンボ完全捜査記録」(宝島社)などで素晴らしいイラストを描いてくださっ…

さらば、コミヤマさんの鳥たちとどうなる、うちの鳥たち

私の十姉妹師匠「ペットショップコミヤマ」さん(http://www.pk-komiyama.com/)が生体の販売をすべて取りやめてしまったとのこと。中野のお店には既に一羽もいないらしい。寂しい……。今後はネット通販で餌などの販売だけ続けていかれるという。いつかこういう…