怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ドラえもん展とすってんてん

  • 横浜そごうで開催されている「ドラえもん展」に行く。平日狙いであったので比較的空いていた。ドラえもんの形は近年、あきらかに「かわいい系」へとデフォルメされている。会場にあるCG映像を見れば、特に判りやすい。ゴンスケがドラえもんを次々生産していくプロセスは圧巻。フルCGドラえもんが当たり前のように放送される時代は近い。
  • ドラえもんが「占い」をしてくれるコーナーがある。電話ボックスのようなスペースに入っていくと、ボタンが数個。助言して欲しいジャンルを押すと、テレビ電話よろしく、ドラえもんがアドバイスをしてくれる。私は迷うことなく「金運」を。ちなみに、ボタンを押した後、電話口に向って「感情をこめ、助けて欲しい内容を喋べ」らねばならない。ノビ太の気分を実体験できる貴重な一瞬。「お金がほしいよー」と吹き込んだところ、「君にはこれ」といって「うちでの小づち」のプリントが出てきた。ドラの一言は「ねがいごとはかならずかなうよ。でも、使い方には注意しようね」。当たってるじゃねえかドラえもん。
  • 後半はアート作品が並ぶ。意味不明のものも少なからずあったが、とにかく、センスとか何とかより、「ドラ熱」の高低がダイレクトに伝わってきた。「あ、こいつは大してドラえもんに興味がないのだな」とすぐに判る。ドラを素材として何かをなそうとするときは、相当な覚悟がいるということである。
  • グッズショップは情け容赦のない品揃えである。私が億万長者であったら、店のものすべてを買い占めていただろう。レジでお金が足りなくなり、同行の人に借りる。帰宅時、一文無し。