怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

まだ50枚の小説と社長爺さん

  • 大きく寝坊する。慌てて飛び起きたら、寝違えた。
  • 小説の進展は極めて思わしくなく、すべて書き直したい気分となり危険。
  • 午後、打ち合わせにでかける。入ったのはテレビの置いてある喫茶店。ぼんやり本を読んでいたら、店員と80才くらいの爺さんが話しをしていた。爺さんいわく、「失礼ながら言わせていただくが、ワシはこういうものだ。ワシは○○地区に住んでおる。ここはとにかく貧乏な地区。その中で育ち、ワシは学校にいったが、ずっと級長を務めておった。その級長を務めておったワシだが、今はこの会社で社長をしておる。で、ワシが社長をしておったら、何だ、この椅子の並べ方は。後ろに座るとテレビが見えんじゃないか。不合理だ! なぜ、テレビ台の高さを上げん? 不合理だ! 失礼ながら言わせていただくが、ワシはこういうものだ。ワシは○○地区に住んでおる。ここはとにかく貧乏な地区。その中で育ち、ワシは学校にいったが、ずっと級長を務めておった……」という具合につづく。爺さん、君は落語か。

読書
「フリッカー、あるいは映画の魔・下」(セオドア・ローザック)読了。表紙絵の意味が判りました。