怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

回復

  • 明日、退院ということになった。5日入院、前回とまったく同じである。ただ、今回の入院は腸閉塞ではなかったように思う。診たて違いとまではいはないが、実は風邪が腹にきただけのような気もする。従って、また来週、閉塞する可能性もあるわけである。
  • 今回の入院では、左隣にスーパーバカ爺さんがきた。この爺さん、病人とはいえ矍鑠としており、歩き方などにもまったく揺るぎがない。一応礼儀正しく、一緒にいて不愉快ではないのだが、問題は頭に思ったことをすべて口に出さないと気がすまないという体質。「テレビがつかねえな」とか「おっ、薬の時間だ」とかのべつブツブツ言っている。「大岡越前」を見終わった後は、「さもありなん」と言ってスイッチを切る。クイズ番組を見ていると答えを大声で言う(じゃがいも!!)。演歌番組を見ていると一緒に歌う。困ったものである。その爺さんが昨日から風邪をひいた。ものすごい咳と鼻水。相当苦しそうなのに、看護婦さんには、「元気です」などと言っている。自分がどれだけ病原菌をまき散らしているか判っているのかね。まあ、この年の人は風邪なんぞ病気と思っていないのかもしれないが。明日以降、私が風邪をひいたら、この爺さんのせいです。

読書
「全盲のクライマー、エヴェレストに立つ」(エリック・ヴァンエンハイマー著)