怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ケータイ捜査官7

第7話 ブンゴー、怒る
携帯小説にはまり、自分でも書き始めた優瑠は、ケイタの母とともに小説講座に通い始める。ところが講師の甘木は、携帯小説を真っ向から批判。現代の文学、携帯小説、時代に取り残されてしまった自分、甘木の絶望は、やがて黒い携帯を呼び寄せる。まもなく、あらゆるサイトの文字が書き換えられてしまう事件が発生。捜査を始めたケイタと7は……?

  • 石橋蓮司が甘木を演じているあたりに、この番組の志を感じる。暴走する甘木とあくまで真剣なアンカー内部の対比がとても楽しい。この手のドラマはこうでなくては。このエピソード、今までで一番好きかもしれない。
  • 「文体は変わっても、書いてある中身は昔も今も大して変わらない」という文学の真実を、前向きな形で提出した脚本に拍手。

 

第8話 トラップ・ビル
何者かが人質をとりビルに立てこもった。人質の救出、犯人逮捕のためビルの地下駐車場に侵入した桐原だが、何者かの狙撃を受ける。桐原の行動は完全に捕捉されており、思うように行動できない。バックアップのため駐車場に来たケイタもまた、スナイパーから狙われる。二人は敵を倒し、人質を救出すめことができるのか。そして犯人の正体は?

  •  ハイテンションで最後まで引っ張るアクションムービーだった。シーンの一つ一つは、どこかの映画で見たようなものばかりではあるけれど、それらしい雰囲気をばっちり作り上げているあたりはさすが。桐原は終始素敵であり、個人的には、仮面ライダーキバの紅音也に次ぐお気に入り。
  • ただ、「腕のいいスナイパー」と言っているわりに、無数の狙撃をはずしており、そのためのエクスキューズは早いうちに必要だったと思う。わざとはずしているとか、そういう意味のセリフを誰かに言わせて欲しかった。