- そーら、言わんこっちゃない。あんな暗黒GMに何ができる。愛想つかして出て行く選手がいるわけで、結果は全滅以下。
阪神が、今オフの補強戦線で「全滅」の危機に直面した。中村勝広GM(64)は15日、甲子園の球団事務所で編成会議を開き、日本ハムからFA宣言した鶴岡慎也捕手(32)の獲得を断念すると表明。鶴岡にはソフトバンクが獲得の意向を表明しており「諸事情があって(交渉は)しない方向。(鹿児島出身で)九州に思い入れがあるようだ」と説明した。
中日からFA宣言した中田賢とは17日に名古屋市内で初交渉を行うことが決まったが、この日に解禁即アタックしたソフトバンクが4年総額7億円の破格条件を提示。福岡県北九州市出身の右腕にとってソフトバンクは地元球団でもあり劣勢だ。
外国人についても、守護神候補として獲得を目指す韓国・サムスンの呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)は高額な移籍金が発生することなどから予算がオーバー。中村GMは「悩ましい問題が絡んでいる。(獲得の成否は)フィフティーフィフティーとしか言いようがない」とみている。
失敗に終わった場合は今季西武に所属したデニス・サファテ投手(32)やソフトバンクを退団したブライアン・ファルケンボーグ投手(35)らストッパー候補を最優先に調査を進めるが、V奪回へ向けたチーム整備は大きく後手に回ることになる。
- トトリ→怪奇大作戦という、夢のウルトラゴールデンタイムも今日で終わりか……