- 先日、叔父が他界し、久しぶりに静岡の祖父母宅を訪れた。そのとき、家の屋根裏にあった段ボール箱を見せてもらった。中には、プラモがぎっしり! 驚くべし、箱に貼られた宅配便の伝票の日付は平成4年。送り主は私自身。これを送ったことなどすっかり忘れ、これがきちんと保管されていたこともまったく知らなかった。それにしても、いったいなぜ、自分は静岡の祖父母の家に、こんな大量のプラモを送りつけたのだろうか。まったく覚えていない……
- この頃は某ワインメーカーに就職し静岡支店に配属、なんと、祖父母宅のある場所が営業範囲に入っていた。そのため、チョコチョコ、食事などで寄らせていただいていた。おそらく、静岡でもプラモを作りまくってやろうと考えていた私が、いったん祖父母宅にプラモを送り、それを当時静岡市内にあった自宅へ運びこもうとしたーーのだろう。そして、なんやかんやでそのままとなり、忘れてしまったのであろう。何とも酷いヤツ、若いころの俺。底抜けの間抜け、若いころの俺。
- とにかく、そんなことがいろいろあって、プラモは私の手元に返ってきた。何だか、亡くなった叔父からのプレゼントのような気がするなぁ。
- それにしても、マニアックな品揃えだなぁ。レッドショルダーが四個もあるし、そのくせ、ターボカスタムが一個しかない……。セータとかキュベレイとか、このころは、セータにも愛があったんだなぁ。20年以上、何にも変わってないな、俺。
- ちなみに、これらを購入したのは、おそらく京都の北大路模型だ。店長の牧如月さんは、私が就職する少し前から体調を崩され、お店を開けたり開けなかったりのころだったと思う。そういう意味で、これは牧さんからの贈り物でもある。
- 少しずつ、作っていこう。