- 年齢に関係なく、ミステリーを小馬鹿にしている人は、許せないんですよ。
- 新人が輩出できず、裾野が狭くなったエンターテインメントに生き残る道はありませんよ。
じつは、このミステリーという分野、新人がデビューするには、技術的な点でもっともハードルが低い小説なんです。誤解を恐れずに言うならば、アイデアを立てるセンスさえあれば、文章や人物描写、情景描写の能力に多少難ありでも、けっこう通用してしまう。
ほんとう言っちゃいますとね、ミステリー関係の新人賞は半分以下に減ったほうがいいし、ミステリー作家も三分の一くらいになったほうがいいと思うんですよ。