怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

幻獣ムベンベを追えと恐い映画

  • 塗料の買い出しにマエストロへ。話題の中心はパンダと呪怨。恐い恐い。
  • ヘドラばっかり作りやがってと皆が怒り狂っている、とY氏より耳打ちされたので、グラブロを組む。15分で組み上がる。でも……。先は長い。

読書
「幻獣ムベンベを追え」(高野秀行)読了。コンゴ奥地に棲息するといわれる謎の怪獣「モケーレ・ムベンベ」。その実態を掴むべく、早稲田大学探検部が密林奥の湖に挑む。いやあ、良いものを読ませていただいた。バカとロマン溢れる傑作。この本に刺激され、ひさしぶりに自分の大学時代を振り返ってみた。山に登り、酔っぱらい、ガラスを割り、西門を乗り越え教授に捕まり、留年し、始末書を書き、ガラスを割り、追試験を受け、池に人を放り込み、便所からトイレットペーパーを盗み出す毎日であったが、基本的には大変、楽しかった。充実した5年間であったので未練はあまりなく、社会人になってからも、また学生に戻りたいとは思わなかった。卒業して10年以上、この本を読んで、何となく学生に戻りたくなった。もう遠いなぁ、20代。