「刑事コロンボ ハッサン・サラーの反逆」
中近東の国、スワリ共和国。総領事館の総領事(代理?)のハッサン・サラーは青年ハビブを利用して警備隊長アラファを殺害する。ハビブを使ったアリバイ工作、そして、ついにはそのハビブをも殺害してしまう。反政府の過激派の仕業と偽装された一連の事件。だがコロンボはサラーに目をつける。しかし、彼には外交官特権があった。
- NHKの「さよならコロンボ特集」として放映されたのが初見。ビデオに録り、コロンボを録るために、親に泣きつきビデオを購入したのだ、くり返し見た愛着のある作品。NHKでの放送が終わるときき、できる限りのものを録画したのだが、「二枚のドガの絵」や「逆転の構図」より、「仮面の男」「ハッサンサラーの反逆」に愛着を覚えるのはなぜでしょう?
- 映画、テレビにおけるインチキ外国が大好きな私にとって(邦画のナンバー1は、ファロ島)、スワリ共和国は魅力的すぎ。怪しい、楽しい。禁酒の国で、フルーツポンチを飲んでいる!
- コロンボが白旗をあげたときのハッサン・サラーが素晴らしい。あれが「演技」というものなんだなぁと実感。