怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

実家の整備と水オタク

Muho2006-08-16

  • 身内の退院が密かに近づいている。退院といっても一人放っておくことはできないので、それなりの手はずを整えなければならない。本意ではないけれど、実家泊まりが多くなるだろう。そのため、実家でもストレスなく仕事ができる環境を整える。何しろ、インターネットすら無い家なのだ。CSアンテナとレコーダーがあれば完璧なのだが、そこまで贅沢はいえない。
  • 実家にある浄水器の点検に来た。やってきた親父は水オタク。私が忙しく働いていると、「ちょっといいですか」と呼ぶ。台所に行くと、「ちょっと説明をします」と頼みもしないのに水について語り始めた。人間の体に良い水は、酸性の値が200からマイナス200の間なのだとか。酸性の水を飲むと体を壊すらしい。そして、東京の水道水は酸性値が600。スーパーなどで売っている水はイカサマで、おいしいけれど、実は酸性値が400-600あるのだそうな。六甲のおいしい水は酸性値260くらい。彼に言わせると、ミネラルウォーターも大半はアウト。ちなみに、その会社の浄水器だと、酸性値はマイナス160。親父はいろいろな場所の水の酸性値を自作の表にしている。「ゴールデンウイークにね、あちこち行って、水を調べてきたんでさあ」。あなたがなぜ、そんなに「水」が好きになったのかきいてみたい。水のワンダーフェスティバルみたいな親父だった。