ワンダーフェスティバル

ワンダーフェスティバルに行ってきた。今回も某ディーラー様のお手伝いをするという名目で早期に入場。ありがとうございます。今の体力で炎天下、並んでいたら気が狂ってました。
10時会場の10秒後にはなぜか行列のできている所があり、「最後尾はこちら」のプラカードがたっている。なぜだ？　これがディーラーダッシュなのだよ。
怪獣ものはごく一部をのぞいてそんなことはないので、比較的ゆっくり回る。
最初は「<a href="http://park21.wakwak.com/~toka/index.htm">造型工房キトラ</a>」さんに寄る。オリジナルイメージの巨大ゴジラなど、なかなかの迫力。その中で、20センチサイズの「キンゴジ那須高原」が前回のときから気になっていた。何となくひと味たりないのだけれど、現行キットの中で、大きさ、値段などが私の欲望にヒットする。とりあえず購入。
怪物屋に向かったら長蛇の列。キンゴジは既に完売。くそ転売屋どもめ。オークションが賑やかになるだろう。転売屋もクソだが、転売屋に巻きこまれて、平然としているこういうメーカーも嫌い。
続いて定番の「<a href="http://www.d1.dion.ne.jp/~kent_k/index.html">小鹿堂</a>」さん。今回は「ギロン人」。胸のプロテクターが実はサイコロ状のグラデーションになっていることを知り愕然とする。小鹿堂さんに「スチール星人とキングガッパを売ってるところがある」と聞き、そこに走る。そこは「<a href="http://www2.odn.ne.jp/oni-shogun/index.html">鬼将軍</a>」さんのブース。しかーし、「スチール星人(パンダ付き)」「キングガッパ」「カウラ」は完売!　まさか、会場後30分もたたずに「スチール星人」が売り切れるのか、今の日本は。「鬼将軍」さんをチェックしておかなかったのは痛恨。超獣三匹は今回のトラウマとなった。
そのまま「<a href="http://www.on.rim.or.jp/%7Emuchy/index.html">怪獣無法地帯</a>」さんのブースに。15センチサイズの「レッドキング」「マグラー」「チャンドラー」がそろいぶみ。まだ購入していなかった「ガブラ」とまとめ買い。村田御大自ら、30センチ「ザラガス」についていろいろ聞かせていただく。背面パイプのメタルパーツも見せていただいた。脇から腕にかけての皺などヨダレが出るけれど、値段が……。今回はごめんなさい。
「酒井ゆうじ」さんのブースを横目で見つつ、美しき怪獣親父「けちゃっぷ堂」さんへ。おお、「プルーマー」と「ナックル星人」が。迷わず購入。今回間に合わなかった「ケムラー」はなんと火口付きの予定だとか。とりあえず、次回、見せてもらうよ。でも、変な怪獣も作ってね。「オクスター」とか「キングボックル」が見たいな。
「<a href="http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkafy800/rs_ukeke/">レジンシェフとうけけ団</a>」さんで「ドゴラ」を見る。値段といい大きさといい造型といい、どんぴしゃりなんだけど、いざ目の前にすると、買う気になれず……。今回はパス。また透明レジンでだしてくださいよ。経年変化してね良いから。
タロウ怪獣を出している「アトリエ　Rainy Day」さんも見る。乱暴な造型が後期ウルトラにはぴったりなのですよ。「ドロボン」「メモール」とか信じられないアイテムが並んでいる。「ドロボン」に心ひかれるが、今回はパス。
DMをくれた「YAMAKAWA造型工房」さんに。「ゴジラ勝鬨橋破壊」が素晴らしい。山川さんはこれを作るため、勝鬨橋を見学されたとか。造型魂に敬服。予定通りに購入。だけど、重い。
ここでふと通りかかった「<a href="http://www.geocities.jp/jibaku_o/">ぼくら自爆王</a>」さんのブース。前回、ダークロボット12体を同時にだした、良い意味で気の狂った人たち。何と「ガマ獣人」「ハチ獣人」「カニ獣人」が!　ぎゃあ、目の前で「ガマ獣人」完売。しまったぁぁぁ。頭を抱えているうちに「カニ獣人」も完売。「ハチ」だけ持って帰っても悲しいだけなので、あきらめる。ああ、痛恨。第二のトラウマであった。
定番「<a href="http://homepage3.nifty.com/kanamemio/">かなめみお</a>」さんブースに。目当ては30センチの「ヒルゲリラ」。かなめみおさんは、少し前から30センチウルトラ怪獣にも挑んでおられ、前回の「ギラドラス」は実に素晴らしかった。だけど、我が家のキャパなどを考え、四つ足怪獣は基本的に買わない方針なので、怪人、宇宙人をメインにおつき合いしてきた。しかし、今回の「ダリー」にはやられた。現物を見たら、もう前を離れられませんぜ。自分の信念など吹き飛んで、「ヒルゲリラ」「ダリー」を購入。かなめさん、応援してますからねぇ。
その後は見学中心。「<a href="http://homepage3.nifty.com/abigoreart/">浅井造型</a>」さんの「福岡ビルとラドン」は人間の限界を突破していて、剛毅でした。私の趣味とはずれているので、おつき合いはできませんが。次回はキンゴジですか？　どれだけ高価でもつき合いまっせ。
「<a href="http://www6.ocn.ne.jp/~omanta/">おまんたワールド</a>」さんの「ウルトラＱは素敵な世界」を生で見る。いやぁ、本当に素晴らしい。今年のベストキットだと思う。これは既に予約済み。到着を楽しみにしてます。
そして、「TOMO S Scarlet soda & b-konno」さんブースで今野敏師匠と再会。「最近、売れてるだろう」といじめられる。「ギガース」のキットを購入。最終巻は年末もしくは来年早々に発売とのこと。身内が退院したら、今度こそちゃんと稽古に励みます。
全体として、怪獣ものは微増ではないだろうか。デフォルメに価値を見出せない私のような人間にも、楽しめるものが増えた。また、限界を感じさせる老舗に対し、新しい波も来ていると思う。前述の「キトラ」もそうだし、メーカー名まで確認できなかったけれど、素晴らしい南海ゴジラを販売しているブースもあった。蓋を開けてみれば、かってないほど散財した今回のワンフェス。夢のような一日でした。皆さん、ありがとう!!