怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ワンダーフェスティバル2009夏-1

  • ワンダーフェスティバル2009夏に行ってきた。幕張の会場は広く、一周すると一キロ近くになるらしい。しかし、いかに広かろうと、エスカレーターが使用禁止になっていようと、こっちの目当ては怪獣のみ。
  • 広い会場と広くとられた通路、それと、オタクたちの持つごくごくわずかな良心によって、いつものような凄まじいディーラーダッシュはみられなかった。
  • 最初に向かったのは、「モンスターメイカー」さん。ここ数年、精力的に昭和ゴジラをだされているメーカー。前回、やっとのことで「南海ゴジラ」を入手したのだが、今回の新作は「キンゴジ」。世界で一番キンゴジが好き、な私としては買わないわけにはいかない。完売必至とにらんでいたので、最初に(昼前に再度見たら、案の定、完売であった)。
  • そのまま、えんえんとブロックを移動。シルバー仮面の宇宙人や帰ってきたウルトラマンの怪獣たちの完成品を発売されている、気の狂ったメーカー「地球防衛軍」さんへ。ここでは、会場限定として「ノコギリン」「ザゴラス」の完成品が売られている。世界で一番ノコギリンが好き、な私としては、買わないわけにはいかない。両方とも購入(その後、午前中で両怪獣とも完売になったとか。おそろしや、おそろしや)。
  • そこから、Dブロックの「アトリエG-1」さんへ。こちらは現在、ウルトラファイトに登場した着ぐるみコンプリートを目指したプロジェクトが進行中。会場では、イカルスに続く第二弾「シーボーズ」が販売されている。しかも、奥田さんが自ら塗装したという逸品たち。迷わず購入。へたってどろどろのシーボーズ、キュート! 次作はテレスドンだとか。コンプリートまで、未来永劫、応援しています。
  • そして、Cブロックの「けちゃっぷ堂」さんへ。言わずと知れた、怪獣万歳のおやじさんがいる場所。今回のお目当ては、何と言っても「ウデゲルゲ」。これ絶対に売れると思ったので速攻でゲット。案の定、「ウデゲルゲ」ラバーたちが次々にやって来たとか。親父さん、ドルゲを侮ってはいけませんぜ。
  • ここでひと息。いったんAブロックに戻り、「吉野屋徳兵衛」さんへ。こちらの方とはどうも星の巡りが悪く、第一印象がよくなかった。とはいえ、それは半ば私の方にも非があったわけで、今回、間に入って下さった方もあったので、あらためて謝罪させていただいた。こちらの目玉は、何と言っても、「ゴルドン」の再販。ひと目見たときから惚れこんで、夢にまで見たゴルドン。ああ、うれしい。
  • いつも文句ばかり言ってるわりには、欠かさず購入している「酒井ゆうじ造形工房」さん。恐ろしいことに、ここ二年は「キンゴジ」関連のつるべ打ち。今回は「キンゴジ出現スチールバージョン」。そう、ファンコレの「ゴジラグラフィティ」の表紙になっていた、あのギニョール使用のスチール。値段の面もあり、迷いに迷ったのだが、結局、「キンゴジ」の威光に負け、予約する。
  • 財布の中身が寂しくなったことに一抹の寂しさを感じつつ、Bブロックの「アス工房」さんへ。新ブランドとして発売される30センチーシリーズの第一弾が、おそるべきボリューム、おそるべき迫力の「ベムラー」。後先を考えず、予約する。
  • 反転して、そのまま「リベッターズアジト」さんへ。15分の1怪人を精力的に発売する強力強大な新規メーカーさん。今回は「プラノドン」「トリカブト」「サイギャング」が。迷わず購入。楽しみにしていたバドーロボットシリーズは完売! ぎゃー。でも、トゲ自作、リベット打ち直しという、漢のガレージキット「ダイキライ」に惚れ購入。
  • 怪人繋がりで、おなじみ「かなめみお」さんへ。今回の新作は待ってました「ゴースター」と新マンの「ムルチ」。ゴースターのパイプがとても愛らしい。かなめさんの作る「怪人シリーズ」はもう作家買い対象なので、迷わず購入。
  • 今回の怪獣ラインナップ最大の失望が「鬼将軍」さんの超獣シリーズが新作ゼロであったこと。マグマ星人だけがカタログに載っていたのだが、正直、それほどうれしくなかった。超獣なくして、何が鬼将軍。キューティーハニーなんて、どっか余所で売ってろよと怒りに燃えていたのだが、いざ、マグマ星人を眼前にして、あっさり降伏。史上最大のマグマ星人だろう。サイズとしては少し大きめ、20センチだが、素晴らしい。鼻息も荒く購入。
  • 当日の購入物は以上。個数的にはかなり少なく、怪獣キットも少なかったのが特徴。完成品が三つ。そして、怪獣より、怪人の方が充実しているという不思議な状況に。
  • その後は終了まで会場内をぶらぶら見て回り、いろいろな方とお話をした。それはまた明日の日記にでも。