怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ワンフェス 

  • ワンフェスに行ってきた。昨年夏は縮小開催であったので、実質、一年ぶりということになる。カタログをちらりと見たとき、「イマイチかな」と正直思ったのだが、チェックを終え、いざ会場を歩き回ってまると、ここまで充実したワンフェスは初めてではないかという満足ぶり。いやあ、楽しかった。ワンフェスはいつも楽しいけれど、ここまで楽しかったのは初めてだ。10時から5時まで、あまりブースにはおらず、会場内をグルグル回っていた。ああ、楽しかった。それにしても、楽しかった。しかし、財布はすっからかん。
  • 夏のワンフェスまで、がんばって仕事しよう。
  • 購入物などの紹介。今回は怪獣編。
  • 最初に向かったのは、「GG'R」さん。当日版権の「パンドン」。これがおっそろしくかっこいい。即行で駆けこんだところ、ブースの方は大層、驚かれていたけど、いやいや、このパンドンなら、客は来ますよ。
  • 続いて、カタログ上ではチェックを忘れていた「怪獣少女」さんへ。「ギロチンデスパー」と「マユゲルゲ」を購入。こちらの商品は「クチビルゲ」「ヒャクメルゲ」を購入した後、毎回、買い逃して悔しい思いをしているのであった。「ウデゲルゲ」と「ノウゲルゲ」お願いだから、再販してくださーーーーい。欲しいよう。
  • そして、事前情報を仕入れてから、楽しみで仕方なかった「おまんたワールド」へ。同日版権の「ザラブの氣配」購入。うちに帰ったら、即行で作りたくなる逸品。
  • ワンフェスの中にあってなお、燦然と輝く気の狂いっぷりで私をいつも喜ばせてくれる「パーラーツゲちゃん」へ。五つある新作の中から、「ズール星人」「アンチラ星人」を購入。全部買いたいところだけど、資金ぐりが厳しいので、勘弁してください。再販かけてもらえれば、少しずつ揃えていきますので。
  • 荷物を置きに戻ろうとしたとき、視野の隅を気になるものが。倒れこんだ新マンをボコボコにするベムスターの二体セット! 失礼ながら、まったくノーチェックであった「2代目怪獣マニア」さん。即行で「新マン対ベムスター 対決セット」購入。いや、こういうアイテムがあってこそのワンフェスですよ。次回以降もぜひ。
  • 荷物を置き、いったん身軽になったところで、新たな戦いへ。すごく気になっていた「クラバート」さんのところへ。30センチの「モスゴジ」ゲット。前回、今回と「モスゴジ」の当たり年で作品多数。その中でも、一番ピンときた造型だった。次回は初ゴジですか! キンゴジもぜひ。
  • 少し落ち着いてきたところで、完成品怪獣メーカーでは群を抜いて気が狂っている「地球防衛軍秘密基地本部」さんへ。飛ぶように「ローム星人」などが売れていて、日本はどうなってしまったのかと目を疑う。そんな中に混じって、「キングマイマイ幼虫」を購入。「デットン」はすみません、敬愛する杉浦千里さん作の「デットン」が既にあるもので、見送りました。本当は欲しかったけど。「ビーコン」も杉浦さん作のものがあるので迷っているところですが、「バリケーン」は何としても買いますので。楽しみにしていまーす。
  • 15分の1ショッカー怪人、完全制覇を目指す、ショッカー以上に気の狂ったメーカー「リベッターズアジト」。ここの怪人たちは、まさに神の手を持つ人によって造型されている。その力、恐るべし! 今回も炸裂!! 「アブゴメス、モスキラス、シュラキラス、地獄サンダー」。そして、原型師は違うけれど、ウロコと完成品の微妙な光沢が絶品すぎて気持ち悪いくらいの「サタンスネーク」。私はすべて買うものと最初から決まっていたらしく、箱入りセットを用意してくださっていた。ディーラーさんの手のひらで踊りまくる大倉であった。全品購入!
  • 怪人ゾーンに突入したので、「ケチャップ堂」さんの「ザンブロンゾ」を購入。二号ライダー編の怪人は大好物なのですよ。がんばって作りまーす。あ、ドルゲもよろしくですー。
  • そして、「かなめみお」さんのブースへ。脅威の「かまきり男」と「ワイルド星人」。これで、30センチセブンシリーズがコンプリートという人も多くいるでしょう。私はすみません、「かまきり男」のみ購入。かなめさんの怪人シリーズ、クモ、コウモリ、コンドルで旧1号編コンプです。
  • 最後は究極の怪獣野郎「山川造型部」さんへ。買い損ねていた「ゴジラ対ヘドラ」と新作「ゴジラ対アンギラス」を購入。山川さん、お元気そうでよかったです。
  • 「ゴート」さんの「ブロッケン」は、4万円代という値段と、一度小さいものを作っているので、お腹いっぱいということで、見送りました。「アトラゴン」さんの「ガラモン」、個人的にガラモンはあまり作りたいと思うキャラクターではないので、見送りました。どちらも、素晴らしい造型でありました。酒井ゆうじ造形工房さんの「ギドゴジ胸像」には魂を奪われた。今回、会場で見たあらゆる造形物の中で、一番、心ときめいた。でも、平成ゴジラ以降には手をださないという誓いをたてたので、これもまた、泣く泣く見送り。会場で発見した「マックス号」。これは最後まで迷った。閉幕ギリギリまで迷い、この欲求は会場のマジックに違いない。自宅に帰ったら、作る気がなくなっているに違いないと言い聞かせ、断念。しかし、いまもって欲しくて仕方ないので、あれは会場のマジックなどではなく、本気で欲しかったのだ。次見たら、買う。
  • 以上。怪獣に囲まれ、幸せな大倉でした。
  • 次回は「マシーネンクリーガー編」。

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  •  サインを求められたりする。ドラマ化恐るべし。本は新旧そろいぶみ。

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