怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

フーティーとブロウフィッシュ

Muho2006-12-03

  • 二日ほど前のコメントが熱を帯びている。007、好きなのねぇ。ニコニコ。「カジノロワイヤル」早く観に行かないと。
  • ふと思いたって、「フーティー&ブロウフィッシュ」のCDをひっぱりだして聴く。別に何があったというわけでもない。1998年に出た三枚目「ミュージカルチェアーズ」をリアルタイムで買ったものの、いまひとつ気に入らずそれっきり熱が冷めていた。
  • 「フーティー&ブロウフィッシュ」は1994年「cracked rear view」でデビュー。新人賞などを総なめにした。音楽的には、もうストレートなアメリカ。アメリカの中庭にあるような音楽。ボーカル、ダリアスの深さある歌声がキモ。当時は「90年代のヒューイルイス&ニュース」とか言っていた。
  • 「cracked rear view」は間違いのない傑作アルバム。ただ、傑作すぎて、続く2作、悪くはないけどピンとこなかった。8年ぶりにふと思い出し、検索してみると、アルバムが二枚出ている。HMVに出かけ探す。なんと、一枚もない。「cracked rear view」もない。そもそも、バンド名の栞がない。有楽町のHMVは本当に最低最悪の品揃え。ネットで買う。
  • 4枚目の「HOOTIE & THE BLOWFISH」は今までのプロデューサー、ドン・ゲイマンではなく、ドン・ウォズ。心機一転を狙ったのだろうけど、うーん、何だかなぁ。リアルタイムでこれ聴いていたら、がっかりしただろうなぁ……と思いながら、最新作の5枚目「LOOKING FOR LUCKY」を聴く。プロデューサーはドン・ゲイマンに戻っていた。そしてこれが、「cracked rear view」をしのぐのではないかと思うほどの傑作。見事な復活でありました。思わぬ収穫ににんまりしながら、何度も聴いている。(http://www.hootie.com/)
  • いい音楽と出会うと幸せになる。