怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

CSI : マイアミと CSI : ニューヨーク

  • 左手に巨大な鷹をとまらせて歩く人と会った。鋭い爪がピカピカしていたが、なぜか目隠ししてある。理由をきくと、「見えるとねぇ、襲いかかるのよ」
  • 恐るべし鷹。
  • 近所では有名らしく、ウサギを抱いて家の前を通ったら、飛びかかられたとか、被害届多数らしい。
  • 「テリアとか子犬くらいだったら、やっちゃいますからねぇ」飼い主の目はキラキラ光っていた。
  • 晴れてスカパーでもWOWOWの視聴が可能となった。WOWOWと言えば、CSIシリーズ。かってのスーパーチャンネルが「スタートレック」に依存したように、WOWOWもCSI依存度が高い。毎週土曜日は「CSI :マイアミ 第4シーズン」、毎日16時からは「CSI : NY」の再放送。来年からは第2シーズンも始まるらしい。
  • 12月の無料放送感謝デーとして放映されたのは、CSI 「マイアミ」「ニューヨーク」を跨いで展開するクロスオーバーエピソード。前編が「CSI : マイアミ4」の第7話、後編が「CSI : NY2」の第7話。ホレイショ・ケインとマック・テイラー共演の第二弾である。


「CSI : マイアミ4」
第7話
かってナース殺害事件の犯人として、ニューヨークで逮捕されたヘンリー・ダリアス。彼が、一年前マイアミで起きたリディア・ジョンソン殺害事件を自供した。リディアは息子をサッカー教室に送り届けた直後、自家用車内で襲われ、そのまま拉致された。車内の血痕などから殺害の可能性が濃厚であったが遺体そのものは発見されていない。
彼女の遺体を見つけるため、ダリアスの移送が決定する。
ところが途中、移送用ジェット機がトラブル、マイアミ郊外に不時着する。ダリアスは付近にいた若者四人を射殺、囚人の一人を伴って逃亡した。
捜査に当たる、マイアミデイト署のホレイショ・ケインたち。調査の結果、ジェット機の冷却ダクトに穴が。そのためエンジン温が上昇し不時着したのだ。すべてはダリアスによる計画だった。
ブラックボックスのパイロットの会話から、当初、ジェット機はオポロッカ空港に向かう予定であった。不時着工作が早すぎて、不時着することになったのだ。空港には「迎え」がいる可能性が。はたして、空港には二万ドルを持った女性が。
ダリアスの証言ビデオをヒントに、墓地を捜索するカリーたち。発見したシャベルにはリディアの血液が付着していた。
やがて、ダリアスによる第二の凶行。女子寮に侵入、学生二人を射殺した。生存者の証言によれば、彼は「アレクサ・エンリコット」を探しているらしい。
ホレイショーはリディアの息子(8才)からあらためて事件当時の様子をきく。それにより、犯人が助手席にいたことが判明。保管されている車の再検証を開始する。車内から発見されたCD。それはブライアン・ミラーという男による自主製作のCDだった。
逃亡を続けるヘンリー・ダリアス。リディア・ジョンソンの遺体はどこに? そして、彼女を殺したのは、本当にダリアスなのか?ニューヨークから応援に駆けつけたマック・テイラーとともに捜査は続く。
やがて、事件の核心は再びニューヨークへ。
「犯人を見つける」、リディアの息子とかわした約束のため、ホレイショはマックとともにニューヨークへ向かう。


「CSI : NY2」
第7話
ニューヨークに戻ってきたヘンリー・ダリアス。彼はアレクサを人質にとり、彼女の自宅へ。そこで起きる大量殺戮。マックたちは総動員体勢でダリアスを探す。
金庫の内側に残った紅い繊維は何か。
ダニーはエレベーターの柵からも繊維片を発見。分析の結果、ハサウェイ高校の制服のものと判る。アレクサの妹であるサラは、その高校に通っている。ダリアスが押し入った自宅で、果たして何が起きたのか。
一方、リディア殺しに使われた銃を追うホレイショ。ステラとコンビを組んだ彼は、銃の所有者、ビッグ・アールを追い詰める。
マックの一歩先を行き、凶行をくり返すダリアス。彼の目的は何なのか。なぜエンリコット家にこだわるのか。そして、リディア殺しとの関連は……?

  • 「おまえはこの後、フロリダに移送される」「ほぅ、常夏だな」「残念だが、ビーチに寄っている時間はない。おまえは向こうで……死刑になるんだ」 ホレイショが殺人犯に向かって言うセリフ。遺族との約束のため一人捜査するという展開は、前回と同じ。恐らく、確信犯でしょう。
  • ダリアスは明らかなサイコ犯で、展開も類型。土壇場で「血縁」のキーワードが出てきたり、まさに映画規模のスケールで終始展開していく。マックの先手先手を行くあたりは、ちょっとした「怪盗もの」の要素もあって、楽しい。ただ、3日で12人殺害される、しかもほぼ全員がまったく罪のない若者であったりして、かなり後味は悪い。
  • 走っている車に対し、ヘリコプターからパルスを使いエンジンを切る……こんなことできるんだ。
  • 家中の医薬品を集めて、ハイになるまで飲むパーティ。金持ち子息の間ではやっているのだとか。日本だと正露丸があるからなぁ。
  • 見どころも多々あり、面白くてフラフラになりました。
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