怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

CSIシリーズの終了

  • WOWOWで放送中だった「 CSI:サイバー2」の放送が終了した。これで、「CSI」シリーズすべての放送が終了したことになる。15年間で全796話とのこと。
  • 色々なところで書いているけれど、「CSI」の第一話が始まったとき、録画媒体はビデオだった。我が家はスカパー!はおろか、WOWOWにも加入しておらず、小田原に住む友人が録画しているビデオを借りては、まとめ見していた。自力で見られるようになったのは、「CSI:マイアミ2」くらいからだろうか。
  • CSI」シリーズでは、やはり「マイアミ」が好きだ。「マイアミ」は今までに見た全海外ドラマの中でも、一、二を争うくらい好きだ。「ニューヨーク・マイアミ合同捜査」は全796話の中でベスト。某社のはからいで、デビッド・カルーソ氏のインタビューに同席できたのは、最高の思い出だ。
  • CSI」シリーズ放送中の15年は、本当にめまぐるしい時代だったと思う。録画メディアだけを見ても、ビデオからDVDをへてBlu-rayになった。ネットや携帯やCGもものすごい速度で進化していったし、新しく生まれたものや、消えていったものもいっぱいあった。かつて最先端として始まった「CSI」だったけれど、それがいつのまにかそうではなくなり、必死になってそれを追いかけ、しがみつきながら、ついに振り落とされてしまった……そんな印象もある。
  • アメリカのドラマは層が厚いから、一時代を築いたものが終わっても、そのまま風化したりはしない。「LAW&ORDER」シリーズがピークを越えても、すぐ「シカゴ」シリーズが出てくる。「24」が終わってもすぐ「ブラックリスト」などの作品が現れる。「メンタリスト」が終わったかと思えば、すぐ「ルシファー」みたいな作品が始まる。そういう意味では、「CSI」のような番組って、今後はそう出てこないような気がする。「NCIS」シリーズがあるじゃないかと言われるかもしれないが、個人的にあれは少し違うと思う。
  • CSI」って、この15年だから存在し得た。そんな気がする。