怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

CSI:トリロジー

  • WOWOWで放送された、「CSI:トリロジー」。ラスベガス、マイアミ、ニューヨーク、三作品、夢の合同捜査が実現。


「CSI:マイアミ8」
アシェリー・タナー、22歳が行方不明に。姿を消す直前、彼女は母親に助けを求める電話をかけていた。まもなく、彼女が乗っていた車が発見される。路上には争った跡と血痕が。アシェリーは何者かに殴打、拉致されたと推測された。車に残った駐車券から、彼女がタウンサウスホテルに宿泊していたこと、シングルから突然スイートルームに移ったことなども判明。その陰にはモデルエージェント、ジミー・パリスの存在があった。彼の正体は売春斡旋人だ。だが、懸命の捜査も虚しく、沼からアシェリーのものと思しき腕が見つかる。付近には別の女性の切断された足も。足には、塩とプロトニウムが付着。ネバダ州には塩の砂漠があり、50年代には核実験も行われていた。遺体はネバダから来た可能性が高い。ホレイショたちは、CSIラスベガスに応援を要請。ラスベガスでは、サマンサ・マシューズという女性が十日前から行方不明となっていた。捜査に当たっていたラングストン教授は、マイアミへ向かう。

 

「CSI:ニューヨーク6」
トレーラーが乗用車と衝突、横転する。ドライバーは逃走。荷台からは、ドラム缶に詰められた女性の死体が見つかる。遺体には切開の後があり、肝臓が摘出されていた。トレーラーには監禁用スペースがあり、事故が起きたときも、女性が一人、監禁されていた可能性があった。ハンドルの指紋から、ドライバーはケーシー・スティールと判明。彼は女を連れ逃亡を続けていた。ケーシーは「ゼータス」の一員であり、拉致した女性をアメリカ全土に移送していたと思われる。ゼータスは売春、代理母、臓器摘出を目的に女性を拉致するギャング組織だ。まもなく、指紋などから、監禁されていたのは、マデリン・ブルックスと判明する。彼女は五日前、マイアミで拉致され捜索願いが出されていた。マイアミにいたラングストンは、マデリンの行方を追うため、ニューヨークへ。

 

「CSI」
ラスベガスに戻ってからも、マデリンを追うラングストン。そんな中、バーストのお天気キャスター、チェイスがホテルで喉を切られ殺害された。体はアザだらけであり、暴力的性行為の痕跡もあった。彼女もまた、「ゼータス」の被害者であった可能性が高い。そして、カジノでは、マデリン・ブルックスの姿も確認されていた。ラングストンはマデリンを救うことができるのか。ゼータス対CSIの結末は……。

  • マイアミ・ニューヨーク合同捜査はどれも素晴らしい出来だったため、かなりの期待値で見ていたのだが、正直、肩すかし。奇跡のクロスオーバーと言っても、それぞれの番組にラングストンが出るだけで、それ以上の交流はなし。そもそも、ラングストンは登場して日が浅く、馴染みも薄い。これがグリッソムだったら、また話は違ったのだろうが。
  • トリプルライダーではないが、せめて、主役三人が同一画面に並んでくれなければ、「奇跡のクロスオーバー」とは言えないだろう。あの三人を同時にだすなんて、いろいろあってできないのだろうが。
  • うーん、こんなんで、てこ入れの効果、あったのかなぁ。