怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

破滅に向かう血縁社会

  • 通院介助の日。病院は病人であふれかえり、まさに修羅場。こんなときは、ただ大人しく待つしかない。そんな中、身内はなんと運の良いことに、三時間待ちですんだ。
  • 施設の方に送迎&付き添いの応援を頼み、そのおかけで、何とか並行して仕事もこなすことができた。送迎、受付、付き添い、支払い、薬の受け取りまで、一人でやっていたとしたら、丸一日、完全に潰れていただろう。


 政府は18日、貧困や高齢化などで社会から孤立した人を支援する「一人ひとりを包摂する社会」特命チーム(座長・福山哲郎官房副長官)の初会合を首相官邸で開き、近く実態調査を行い、夏までに緊急提言をまとめることを決めた。
 日本社会では、独り暮らしの高齢者や未婚の単身者の増加に伴って孤独死が急増し、「無縁社会」「孤族」などと呼ばれて社会問題化している。これに関し、菅直人首相はあいさつで「危機的な状況だと感じた。国家プロジェクトとして、しっかりとした体制を組みたい」と語った。 

  • 無縁社会が問題になる一方で、血縁であるが故、介護に苦しめられる人々もいる。そんな有縁社会を、まず何とかしてくれ。有縁の場合、破滅するのは一人ではない。二人以上なんだ。