怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

LAW&ORDERのクロスオーバーを消化しよう!

  • LAW&ORDERのクロスオーバーを消化しよう!


LAW&ORDER SVU6
第20話
路上で黒人女性の死体が発見される。レイプされており、口には500ドルがつっこんであった。被害者の死因は心臓発作。レイプのショックで発作を起こし死亡したらしい。ベンソンたちは殺人事件として捜査を始める。当初、被害者は娼婦と思われていたが、捜査の結果、被害者はいわゆる不法移民であり、清掃の仕事をしていたことが判る。そして、その一帯では、連続レイプ事件が起きていることも。3年で16人。だが、被害の報告はまったく入っていない。被害者は全員、不法移民であり、強制送還を恐れて泣き寝入りをしていたのだ。刑事たちは被害者と思われる女性を当たるが、告訴に踏み切る者はいない。そんな中、ボスニアから来たニーナがレイプ被害者であること、犯人を目撃したことを告白する。やがて浮かぶ容疑者。彼の母親は社会的地位のある富豪であり、彼女に雇われた弁護士が対抗策を打ち始める。刑事たちは証人であるニーナを守り、犯人を逮捕、起訴できるのか。そんな中、担当検事であるノバクが、事務所で何者かに襲われる。

 

LAW&ORDER 陪審評決
第11話
ノバクが襲われたため、彼女は事件の担当を外れることに。代わって、担当するのはカイバーだ。SVUの刑事たちが集めた証拠があり、目撃者もいる。楽勝と思われた裁判だが、相手弁護士の攻撃で思わぬ苦戦を強いられることに。刑事が入手した証拠は採用されず、よって殺人事件の起訴は棄却。検事たちは、ニーナのレイプ事件のみで闘うこととなる。

  • 密度の濃いクロスオーバー。「陪審評決」側に、ベンソン、ステイプラーが出演しているのがうれしい。何と言っても、ノバクが外され、「じゃあ、担当は誰に?」「カイバーだ」ってところが、夢の共演で燃える。LAW&ORDER なのに燃える。
  • 原題のタイトルはSVUが「NIGHT」、陪審評決が「DAY」となっているのも、かっこいい。
  • 両話のスペシャルゲストは、ジェシカおばさんの事件簿のアンジェラ・ラズベリー。ジェシカおばさんであったことなど微塵も感じさせない、恐るべき貫禄で圧倒する。
  • しかし、ここまで力を入れた「陪審評決」が13話で終わってしまうとはなぁ。
  • そして、相変わらず、スーパードラマTVのいい加減な放送スタイル。これがクロスオーバーであることのケアはまったくなし。それでいて、タイトルは「決着」とかつけている。事情もあるのだろうし、続けて放送しろとは言わないが、これはこういう繋がりがあるとの丁寧な解説くらい入れてもいいんじゃないの?
  • 今回で番組またぎのクロスオーバーについては、ほぼおさえられたはず。視聴の参考にしていただければと思います。SVUにクリミナルインテントのエイムズが出たりなど、細かいものはまだ残っているけれど。あと、検事が本家からLAに行ったりとか、SVUに行ったりなどはあるけれど、あまりに細かいので割愛。