日本は国民皆保険な国。
— 菅野完 (@noiehoie) 2024年3月8日
誇ることの少ない日本でも、国民皆保険制度と母子手帳制度は誇れる。
で、国民皆保険制度を維持しようと思うと、「保険」である以上、「保険が落ちる人の増加」よりも「保険に加入する人の減少」こそ問題なわけ。
つまり高齢化の問題ではなく、少子化の問題。
日本は国民皆保険な国。 誇ることの少ない日本でも、国民皆保険制度と母子手帳制度は誇れる。 で、国民皆保険制度を維持しようと思うと、「保険」である以上、「保険が落ちる人の増加」よりも「保険に加入する人の減少」こそ問題なわけ。 つまり高齢化の問題ではなく、少子化の問題。
そりゃ保険制度のことだけ考えたら「人口が増える」に越したことはないけども、人口増えっぱなしでも他の問題は生まれる。
が、「保険の維持」のためには、「少なくとも去年と同じだけの新規加入者がいる」状態は維持せんといかんのは、「健康保険は保険だ」という認識に立てば自明だろう。
確かに、「若年層の負担」は問題だ。が、「なぜ若年層の負担が増えるか」の本質的な問題は、「高齢者が増えたから」ではない。
極端なモデルだが、「来年よりも再来年、再来年より3年後の方が、子供がたくさん生まれてくる」って状態なら、「今の若年層」の「保険料負担」を増やす必要はない。
なぜならば、「それが保険という商品だから」としかいいようがない。
しかし、頭と心の弱い人は、「保険」を「保険」と認識できず「積立」とか「頼母子」かのように認識してしまってる。
だから「使う奴が悪い」という田吾作のような発想になる。 考え方が真逆なんだよ。