怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ピーターフォークと週刊スタートレック

  • アクターズ・スタジオ・インタビュー ピーターフォーク」 衛星第2

1999年、ジョン・L・ティシュマン劇場で収録されたインタビュー番組。アカデミー賞ノミネート2回、エミー賞受賞4回という俳優ピーターフォークが、演劇学校(?)の生徒たちを前に語っていく50分。もちろん、「コロンボ」についても触れる。ピーターフォークが「俳優」を選択した瞬間のエピソードなど興味深い話がいっぱい。「コロンボ」については、「常に階級を意識し」、「相手の虚栄心をくすぐる」。「ミセス・コロンボは、本当は存在しないとの見方もあるが、自分はいると思っている」。「舞い戻りがマンネリとならぬよう、神経を使った」などがポイントか。ジョン・カサベテスとの出会いや、絵画が趣味で画集も出版しているなど、濃厚な50分。ラスト、10の質問をするのが恒例となっている。好きな言葉は「スカ」。つまりはNOTHINGということらしい。うんざりするものは「テレビコメディのヤラセ笑い」だそう。気に入っている悪態は「SUCKER FACE」だって。

 

  • ディアゴスティーニ週刊スタートレック発売。これはニュースですよあなた。スタートレック後進国で、こんなものが出るなんて。もともとはイギリスで出ていたものの翻訳版とのことだが、「THE OFFICIAL」とのことで、これ以上「正確」なものはないわけですな。残念なのは、俳優などへのインタビューはいっさい載らないとのこと。アメリカではそうしたものを加え「THE STARTREK MAGAZINE」として出版されていたのだが。「バークレイ」が表紙のものはなぜか家にある。役たたずの本屋文星堂では買いたくないので、定期購読を申し込む。