- 看病に時間はとられているものの、執筆そのものは進んでいる。スピードは落ちているが、予定からの遅れは10日ほど。がんばれば取り返せないほどではない。 ただ問題は、これから書こうとしているものについて。ブロックごとのアイディアはできているのに、それらが全然、繋がってくれない。 私はお話を日常生活の中で漠然と考え続けている。元来、机に向かうことが嫌いだし、集中力もない。だから、「お話を考えよう!」と思って机に向かったって、お話ができるわけがない。漠然としたアイディアを持ちながら、面白おかしく日常を送っていると、その中で少しずつ骨格ができあがってくる。友人とウルトラマンの悪口を言ってるときに閃くこともあれば、模型屋でザクをぅつとり見ているときに閃く場合もある。 この二ヶ月、私がやったことといえば、自宅と実家と病院の往復だけ。こんなくだらない生活からでは、何も生まれませんぜ。 今のままだと、九月以降に書くものがないんだ。早く、いつもの生活に戻らせてくれ。
読書
「赤い指」(東野圭吾)
「茨の城 上・下」(サラ・ウォーターズ)
「HOOT」(カール・ハイアンセン)
「呪われた航海」(イアン・ローレンス)
-どれも当たりでうれしかった。特に「茨の城」「HOOT」は恐るべき傑作だった。