怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

虚脱したのでのんびりテレビを見る

  • 予想通り、ワンフェス虚脱である。狂気&狂喜して買ってきたキットがあるのだから、さっそく作れば良いのだろうが、あまりに数が多すぎて、どこから手をつけて良いのか判らない。終日、キットの山を見てすごす。
  • 仕方ないので、テレビを見る。「ゲキレンジャー」がウルトラファイトになっていた! 全体的に面白いのだけど、これにはドンビキする人がけっこういるのでは?
  • 「演歌の女王」に心底、感動する。数々の布石が、この瞬間に結実した感じ。酷評を真に受けた人や1話を見て見切りをつけた人は、この感動が味わえなかったわけだ。むははは。でも、「この瞬間のために我慢して見続けろ」という姿勢は制作者としては愚かであり、やはり番組として失敗作だったのは間違いない。でも、私は好き。
  • 「ウルトラマンメビウス」。今回は今までの中では多少ましだった。脚本が大好きな太田愛さんだったから言うのではないが、空虚で何も生み出さない物語でも、十分視聴に足るものとなっていた。意識的にかどうかは不明だが、「帰ってきたウルトラマン」初期の人間ドラマ的「嫌な雰囲気」がでていて、さすがだと思った。ただ、「ガイズ、バカバカ」と言っていた一般市民が一秒で「ガイズは俺たちを守っていてくれたんだぁ。ガイズ、ガンバレ」に変貌するあたり、もう腹を抱えて笑った。そこが一番重要なところだろうに。子供番組だと思って手を抜いてるなぁとしみじみ思う。とはいえ、前々回ヤプール前編のド素人が鼻毛抜きながら書いたような脚本に比べれば、ちゃんとしたウルトラマンになっていた。さて、来週は……?