怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

また電話が鳴る

Muho2008-07-10

  • 絶不調の身内は、どうでもいい用件で我が家にジャンジャン電話をかけてくる。いちいち取り合っていては、まったく仕事にならない。つきあっていられないので、無視。そうすると身内は、懇意にしている親戚の家に電話をする。すると、バカな親戚はバカ正直に我が家に電話をかけてきて、「あなたの身内が困っているみたいよ。すぐに見にいってあげて」とか言う。夜の十時過ぎに。こういうのが本当の意味で質が悪い。身内の要求はつじつまがあってないわけだし、もう少し常識的な対応があるだろう。「こういう電話がかかってきたの」と報告してくれるのならいいが、「見に行け」と命令するのは、どういう了見か。ちなみにこの親戚は、二年前、私が介護にほとほと困り果て、ひと晩だけ身内を見ていてくれないかと頼んだところ、「その夜に何かあったら、あとあと寝覚めが悪いから」という理由で断りやがった。勝手に介護用品を送りつけ、「何日までにすぐ返品しろ」「金払え」と何度も電話で催促してきた奴でもある。百害あって一利なし。しかし、こういう親戚は病人にとっては実に融通がきく人間なわけで、ますます頼りにするようになる。悪循環だ。