- 少し間があいたので、身内のところに行く。手足は不自由ながら、かなり元気にはなってきていて、頭の冴えは、今年初めとは大変な違い。意志の疎通が手軽にできるようになったのはいいが、身勝手で人を人とも思わぬ性格もだんだん戻りつつあって、何とも言い難い。世話をする人は、さぞ大変だろう。
- 食事と確実な投薬で、人間はここまで回復できるものなのだ。逆に言えば、その二つさえきちんとできれば、あとは何とかなる。でも、現状、その二つをきちんとやるのは、至難の業。誰かの生活を壊さなければ実行はできない。結局は、たとえ誰かに非難されようとも、さっさと完全看護の施設に入れるのがベストなのだろう。私がもっと早くその決断をしていたら、身内は寝たきりにならずに済んだかもしれない。自宅で親族が面倒をみましょうという国の言い分なんて、笑い話にもならん。