怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

ペット虐待者は厳罰で

  • フクロウ小説などのシリーズを書いている関係上、NHKで放送された「追跡A to Z なぜ繰り返される ペットの悲劇」を見る。
  • 動物を虐待したいがため、ネットの「里親募集」で動物をかき集める。この手の取締りは、現状、ボランティアなどが行っている。
  • ネットでペットの引き取りを申し出て、引き取りの際、手数料や飼育費などの名目で数十万を受け取り、人気のある犬は転売。売れない犬は放置して衰弱死させていた男が刑事告発された。
  • 他人のペットを殺した場合、「器物損壊」罪が適用。懲役は最大3年。
  • 他人のペットを連れ去った場合、「窃盗」罪が適用。懲役は最大10年。
  • まず、動物を「物」として扱っていることが問題。次に、連れ去るより殺した方が罪が軽い。これも大問題。日本は根本的な法整備が遅れている。
  • 日本は異常なまでの子犬偏重主義。日本人は「かわいい」ものが好き。よって、子犬を「生きているぬいぐるみ」と捉える傾向が強い。保護した犬たちも子犬はすぐに引き取り手が見つかるが成犬は見向きもされない。
  • 子犬を販売したいため、業者は生後すぐに親犬と子犬を引き離す。本来の「しつけ」が受けられず、わがままな犬が育つケースが多い。それが飼い犬の「問題行動」を誘発、飼いきれなくなって捨てるあるいは、保護施設に引き取らせる流れを作っている。
  • 殺処分ゼロのドイツでは、生後八ヶ月未満のペットは販売禁止。
  • ショップでも原則、子犬などの展示はしていない。
  • ペットを引き取る場合でも、相性などを見極めるため、約半年の時間をかける
  • 印象的だったのは、このあたりか。
  • 一番てっとり早いのは「厳罰化」だろう。それでいいと思う。