怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

雨の京都と晴れる京都

  • 書類仕事の延長のようなことで、親戚と話をせねばならず、京都に行く。前月にあった祖母の三回忌に出席できなかったこともあり、まずは墓参り。祖母が亡くなって以来、私が京都に帰ると必ず雨。墓に参るときも必ず雨。 ただ、不思議なことに、墓のある寺以外で傘をさしたことがない。なぜなら、ここぞというとき、必ず雨が上がるから。例えば、夏に京都のアパートを引き払う作業をしたとき、引っ越し屋のトラックが到着したとたん、雨が止みそのまま晴れた。昨年の秋、立命館で講演をしたときも、学生たちが用意してくれたタクシーに乗った瞬間に晴れた。今回も墓参りを済ませ、叔父の家に向かっている途中で晴れた。
  • 祖母は恐ろしいまでの晴れ女だった。101歳まで生きた妖怪のような人だったし、父親を早くに亡くしたということで、ずいぶん私をかわいがってもくれた。神通力のようなものが、まだ京都に残っているのだろう。
  • 京都にいた二日間で書いた原稿10枚をチェック。移動中に書いたにしては、ふつうにできている。
  • PHP山岳ミステリーもラスト25枚に突入。最終的に全550枚。単行本にしてくれるようなら、加筆訂正などをして、500枚くらいに縮めたいなぁ。

読書

「クラーグ57 上・下」(トム・ロブ・スミス)