- 映画館にはまったく行かなくなってしまったのだが、飛行機の中で、「ワイルドスピード5」、「スーパー8」、「X-MEN ファーストジェネレーション」、「マイティ・ソー」を見た。「ワイルドスピード」文句なし! 「スーパー8」は謎の物体が正体を見せるまでが出色。そこからは急下降。何より、作り手の都合で、人の生命に軽重があるのが嫌い。しぶとくたくましく生きる主人公たちの回りで、あまりに簡単に惨殺されていく人々……。「マイティー・ソー」、主人公が力を取り戻すまでが出色。そこから先は、サスペンス劇場における崖の上の犯人激白みたいなイメージだった。そして、「X-MEN」は最初から最後までとにかく最高。完璧だった。好事家にきくと、プロフェッサーの足が効かなくなる時期が、「ウルバリン」と一致しないそうだが、まあ、そこらへんはともかく、徹底的に面白かった。
