- 訳あって毒親について、いろいろ調べているが、田房永子氏著「母がしんどい」はストライクな本だった。内容の8割は、私も体験したことだ。こんなこと、あるわけないと思わないで欲しい。この本で救われた人、たくさんいるんじゃないかな。
- 他の本も深い内容で参考になるのだが、暴力や性的虐待も含んでの話となっている。私が知りたい、そして私が被ったのは、暴力を一切介在しない、言葉や態度による、一種の呪いについてだ。
- 「母がしんどい」には、そうした呪いの数々が、事例とともに描かれていて、「そう、これだよ!」と膝を打つ連続。私はそう苦労することなく、親の距離を取ることができたけれど、投げつけられた言葉はしっかりと覚えているし、それを呪いと表現するなら、まだばっちりと現在進行中だ。しかし、今さらお祓いしても仕方ないしね。
- それに、母親はもう寝たきりで、それほど毒も呪いも飛ばせなくなったし。だが、アメリカ在住の母の妹が、昨年、すさまじい呪いをメールで投げつけてきやがった。姉妹、恐るべしだ。そっちの呪いを解いて欲しいな。