怪獣万歳!

muho2’s diary

小説を書いて暮らしている大倉崇裕です。怪獣が3度の飯より好きです。政治的な発言は控えていましたが、保険証廃止の動きで頭が沸騰し、しばらく叫き続けていきます。自分自身大病もしたし、12年間親の介護もしました。その経験からも、保険証は廃止しちゃダメ。絶対!

倒叙のBOSS

Muho2009-05-28

  • 「BOSS」を見る。相変わらず面白いなぁ。細かいところをすべていい加減に片づけているのに、これだけ好印象なのはなぜ? カプセルを二重にするのはいいけれど、それだと普段飲んでいるものと大きさが変わったりしないのだろうか。犯人はいかにして、空になったピルケースに時限爆弾カプセルを入れることができたのだろう? カメラマンが告発されたのに一緒にいたレポーターがお咎めなしっていうのはなぜ? などなど。でも、そういう点をだらだら言い立てることが、野暮に見えてくるドラマなんだなぁ。それだけ、よくできているということか。ただ、今回に限っては、倒叙という手法と決め手が噛み合っていない気がした。犯人逮捕の決め手はどれも最新科学捜査によるもの。特に、「防犯カメラの画像からの再現」をラストに持ってくるのなら、犯人が誰かを伏せておく方が効果的。CG再現された犯人の顔がバーンと出て、それが意外な人物であった方が面白いだろう。倒叙を取るのなら、もう一つ、アナログな詰め手が欲しかった……と思うのはコロンボの見過ぎか。とはいえ、「爪を切った理由」「被害者の撮った写真の日付と枚数をデーターベース化し、不自然に数が少ない年月に着目する」などは素直に上手いと思った。

阪神

9回に一点取られたのは、「また一点差負け」と誹られるのを防ぐためだったのだろう。ナイスピッチングだった。今宵も監督はエヘラエヘラ笑いながら、帰宅するのだろう。遅延行為で監督が退場を食らい、奮起したナインがサヨナラ勝ちをもぎとった、名古屋の球団がうらやましい。
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(5月30日)
最初から勝てるわけがないとファンが思うのは勝手だが、選手がそう思いこんでプレーしたらどうにもならんだろう。4失策はたしかに論外だが、全体を通してただの無気力試合だ。横綱審議委員会に喝を入れてもらいたい。
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読書
「スリーピング・ドール」(ジェフリー・ディーバー)